先日は香港での通話&データSIMを購入する方法を紹介しましたが、今回は「シンガポールのSIM事情」について紹介します。
シンガポールのSIMも手軽に買える
昔のガラケーと違い、スマホになってからはSIMを入れ替えるだけで海外でも手元のスマホが使えてしまいます。
よく日本の空港で「モバイルルータサービス」を見かけますが、個人的にはSIMを使用したほうがメリットが大きいと考えています。
- (殆どの場合)低コスト
- 追加料金を気にする必要なし
- 持ち運ぶモノも減る
- 紛失しても自己責任で完結する
海外SIMは「買い切り」の事が多い。つまり、クレジットカードの登録が不要なので、追加料金がかかりようがない。この安心感は大きいです。
さて、先日は香港のSIMについて紹介しました。
この記事、地味に高評価を頂きまして、他の国についても紹介してみようと思いました。
今回はシンガポールです。シンガポールもSIMが安くて一瞬で使用できる国です。
チャンギ空港で買うのがオススメ
シンガポールのSIMもアマゾンで購入できるのですが、個人的にはシンガポールのチャンギ空港で購入するのをオススメします。
理由は以下の通り。
- 通話・データ兼用SIMでもスマホの設定をしてくれる
- 100GBの大容量通信が可能
- 12日間使用可能
特に「スマホの設定をしてくれる」のはありがたい。通話SIMはコールセンターに連絡など色々ややこしいケースもあるのですが、何も意識する必要がありません。
実際に買ってみた
それでは実際にチャンギ空港で買ってみた時の様子を紹介します。
SIM購入カウンターはチャンギ空港のタクシー前です。イミグレ後なので、どの飛行機で到着してもわかりやすい。
今回は上記の「$32」SIMを購入しました。日本円で2500円程度ですね。香港よりは高いのですが、日本でモバイルルーターをレンタルするよりはずっと安い。
さらに100GBものデータ通信が可能。12日使えるので、普通の旅行者であれば十分でしょう。
支払い時にパスポートの提示を要求されましたが、それだけ。設定をお願いしたら全てやってくれました。私のスマホはiPhoneだったのですが、日本語状態でも2分程度で完了。
これでシンガポールの電話番号もゲットできたので、SMSも可能。現地の電話番号を手に入れておくと色々便利です。
テザリングが出来ない方へ
私は海外に行くときは、色んなモバイルデバイスを持っていきます。MacBookとか、iPadとか、iPhoneも2つ持っていきます。
なので、iPhoneにSIMを刺して、残りのデバイスをテザリングで使用することが多い。
今回も同様にiPhoneを使用してテザリングしようとしたのですが・・・なぜか出来ない・・・
テザリング用デバイスとしてiPhoneは検出されるのですが、通信対象として登録されない・・・
もしかして、シンガポールSIMはテザリング不可になったのか?いやいや、そんな設定できるはずがない・・・
と、色々模索した結果、iPhone(テザリングされるデバイス、つまりSIMを刺したデバイス)に追加設定が必要だということがわかりました。
「設定」->「モバイル通信」->「モバイルデータ通信ネットワーク」
この設定の「インターネット共有」項目にも設定が必要です。
- APN:shppd
- ユーザ名:空欄
- パスワード:空欄
これで無事テザリングができました。
「SIMを刺して電話もネットもできるのに、なぜかテザリングができない」という方、上記の設定を見直してみることをオススメします。
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