今週のbot運用実績を紹介します。
ひたすらレンジ相場です。
仮想通貨botについて
仮想通貨を自動で売買するツールをpythonで構築しました。現在はビットコインの売買です。
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期間
2020/5/17-2020/5/23
先週はbotの制限に引っかかってbot自体が停止するなど大失態を犯してしまったのですが、今週は大きな問題もなく稼働し続けてくれました。
今のところ8日間連続稼働しています。ただ、1点エラーに悩まされています。
BybitはTimestampエラーが酷い
これは他のbot開発者も悩んでいるっぽい。
Bybitにリクエストを送信すると、稀に以下のエラーメッセージで処理が失敗する。
{‘ret_code’: 10002, ‘ret_msg’: ‘invalid request, please check your timestamp and recv_window param.
これは「リクエストした時のタイムスタンプと、受信側(Bybitサーバ)のタイムスタンプに差異が発生」した時に出力されるエラーのようです。解決策としてはサーバ側のタイムスタンプと自サーバがズレないように調整すること。
・・・なのですが、私のサーバはNTPサーバとも時刻がズレておらず、時間ウインドウを調整しても、稀な確率で発生してしまう。
結局は「発生するもの」と割り切って、エラー許容上限を設けることで対応することに。1時間に10回はエラーの発生を許容して、都度カウンタをリセットする実装を行いました。
収益など
取引回数
今週の取引回数は「1回」でした。
1勝0敗です。
5月はひたすらレンジ相場が続いており、今週も同様でした。そんな中で1勝できたのは、ある意味奇跡。
収支について
今週の収支画面がこちら。
レンジ相場なので「たまたま儲かった」感じです。50%の確率に勝っただけ。
BTC価格との推移比較グラフはこちら。
数日前にドテンショートが発生したため、BTC価格が下がるほど総資産は増加しています。ただ証拠金がBTC建てなので、BTC価格が下落すると証拠金の価値も下落する悪循環が発生する。
BTC価格と資産の比較差について、前回は「-0.05」だったので、若干改善しました。とはいえ、まだまだ誤差の範囲内ですね。大きな価格変動が発生すると一気に損失が発生しそうです。
今週の考察
先週に引き続きトレンドが一切発生しない相場でした。
このグラフを見ると、それなりの値動きが発生しているように見えますが、中長期の視点で見ると「ひたすらレンジ」が続いています。数日に1回急激な値動きが発生しており、その結果(27日の青丸の部分)にドテンショートが発生しました。
しかし、現時点でジリジリ上がってきており、ショートドテンが裏目に出そう。
私のbotは「レンジブレイクによるトレンドフォロー」戦略なので、このままレンジ相場が続いたら損失だけが積み重なっていきます。
このまま安定通貨になるとは思っていませんが、いつトレンドが発生するか・・・謎ですね。
今後の方針。
まずはBotの安定稼働が最優先。今週は安定していましたが、引き続き稼働状況を確認していく必要がありそうです。
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