ついに!我が家にもお掃除ロボットがやってきました!
フローリングをモップできるタイプです!
いつものレビューと同様に、今回も「良い点」・「悪い点」を正直に紹介します!
フローリングをモップ掛けできるタイプ!
今までずっと欲しいと思いながら購入に踏み切れなかったアイテム。それが「お掃除ロボット」。
CMとか見ながら「便利そうだなー」と思っていたんです。
でも、私がこれまで購入に踏み切れなかった主な理由が以下の通り。
- フローリングでも効率よく掃除できるロボットが欲しい
- 床においてるモノを事前に片付けるのが面倒くさい
特に「1.」について。私の家の床は「フローリング」です。一部畳の部屋もあるのですが、80%がフローリングです。日本の一般的な間取りだと思います。
お掃除ロボットでいちばん有名なのはiRobot社の「ルンバ」だと思いますが、こちらは絨毯の床を掃除するのが中心だと感じました。吸引をウリに出してるので。
フローリングの場合は吸引だけだとイマイチ綺麗になった感じがしないのです。そう、水拭きができなければ。
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上記のお掃除ロボットは「ルンバ」を開発したiRobot社の製品で、まさにフローリングをターゲットにしたものです。一番のウリは「水拭き」ができること。ロボットの全面から霧吹きのように水を出してモップ掛けができる。
見落としがちなのですが「空拭き」も可能です。
まさに自分の生活にピッタリなお掃除ロボット!
ちなみにワンランク上の「390j」とか、ブルジョワな「m6」とかもあったのですが、本体の大きさとか小回りとかを考えて「Braava jet 240」で十分だと判断。
ちなみにこの製品、実は去年のクリスマスに購入したのですが、ようやく1ヶ月ほど使ったので、ようやく使用感をレビューしたいと思います。
外観の紹介
アマゾンで購入したので、こんな感じのデカいダンボールで到着。
中には本体と「再利用可能モップ」のパッケージが。今回はブラックフライデーセールで購入したので「再利用可能モップ」もついていたのですが、普通はこれは別売りなはず。
外箱はそっけないダンボールです。
中を開けると本体の箱が。
全面。本体がプリントされています。
背面。3種類の掃除方法があるらしい。
- 空拭き
- 霧吹き&モップ掛け(直線の繰り返し)
- 霧吹き&モップ掛け(直線じゃない)
これらのモードは「付属のパッドの種類」で決定されるらしい。つまり、モードはスマホなどで任意に決めることはできない。その辺は後述します。
箱を開けた状態。いきなり本体が登場。
付属品を並べてみました。
- お掃除ロボット「Braava jet 240」本体
- バッテリー&充電器
- 使い捨てウェットモップパッド(2枚)
- 使い捨てダンプスィープパッド(2枚)
- 使い捨てドライスィープパッド(2枚)
- 保証書と取扱説明書
あと、上述したとおり「ウェットモップパッド(選択可能)」がついてました。
事前準備
早く使いたくてワクワクするのですが、まずは事前準備が必要です。
バッテリーの充電
当然ながら電気で動くので、バッテリーの充電が必要。
この手順通りにする。
こちらがバッテリー。乾電池を一回り大きくしたくらいのサイズ。
裏面。使用時は黄色のテープを剥がします。
充電器にカチッと入りました。
充電器の裏面。コンセントの差込口がコンパクトになるタイプではない。
充電してるとオレンジ色のLEDが点灯します。充電が終わったら緑色になりました。
充電が終わったら、本体に挿入。カチッとするからわかりやすい。
パッドの取り付け
次にパッドの取り付けです。
やはり「霧吹き」を試してみたかったので、こちらのパッドを選択。
これが本体に取り付ける側。白いプレートがありますね。そして、プレートの端に、モザイクみたいな穴があります。
この穴の規則で、掃除モードが決まります。上記の記号だと「ウェットモップモード」になるのです。
このプレートは(正規品だと)取り外しができません。なので、購入したパッドによって掃除モードが決まってしまいます。本体のボタンとかでモードを切り替えられると想定していたので、ちょっと意外でした。
(非正規品でプレートを取り外せる再利用可能なモップも販売されており、既に使用してみたのですが、そちらのレビューは次回にしたいと思います)
取り付けは簡単。本体をひっくり返して横からプレートをスライドさせるだけ。ハマったら「カチッ」と音がするので装着できたことを識別できます。
本体に水を入れる
空拭きの時は不要なのですが、今回は霧吹きしたいので、本体に水を入れます。
こんな感じで本体のゴム栓を引っ張って、中に水を入れるだけ。
入れるだけなのですが、どれだけ水が入ったかの確認がしずらい。目盛りがないので「ジャー」って感じで思い切り入れてると、いきなりあふれる。
地味に面倒です。
部屋を片付ける
この作業は避けられません。
床にものをおいていると、そのモノを避けて掃除します。そのモノの下は(当然ながら)掃除してくれません。
更に、床にモノが多いと、部屋の床面積を把握しづらくなって掃除していない箇所が増える気がします。
なので、床のモノは極力片付ける必要がある。
個人的にはこれが(やはり)一番面倒でした(笑)。子供がいると必然的に色んなものが床に置いているので・・・
掃除開始!
全ての準備が終わると、あとは掃除を開始するだけ!
床にBraava jetを置いて電源ボタンを押すだけ。そもそもボタンは1つしかないので迷いません。
すると、少しテンションの低いメロディが鳴って掃除を始めてくれます。
掃除中の動画は色んなサイトで紹介されているので割愛しますが、感想としては「思いの外しっかり掃除してくれる」印象です。
こんな感じでキッチンの隙間もしっかり掃除してくれました。
また、使い捨てのパッドは「洗浄液」も入っているみたいで、しっかりフローリングを磨いてくれます。
良かったポイント
さて、ここからが最も伝えたい内容です。
このBraavajet(というかフローリングお掃除ロボット全般)は、かなり利用者を選ぶ製品だと思いました。
まずは良かったポイントです。
普通に床がキレイになる
椅子の間もしっかり迂回して掃除してくれます。想像以上に拭き残しがありませんでした。
モップモードだと何度も拭いてくれるので、本当に床がピカピカになります。
(片付け以外は)事前準備も面倒ではない
パッドを装着して水を入れる。
購入前は自分がどれだけ「面倒だと感じるか」が不安でしたが、実際にやってみると案外面倒だと感じませんでした。
3日に1回くらいのペースで使っていますが、苦労を感じません。
やはり、便利さのほうが勝ってます。
片付ける習慣ができる
子供にも「お掃除ロボットやるから片付けて」と言うと、素直に床においてるモノを片付けます。
その意味で床がスッキリする副次的効果を期待できます。
残念なポイント
次に、残念なポイントです。
自分でモードを選べない
上述の通り、パッドの種類でモードが決まってしまうので、仮に乾拭きパッドが手元になくなったら、乾拭きだけができない。
モードは人間に選ばせてほしかったです。
パッドが高い
まとめて購入するとそれなりに安くなるのですが、それでも1回80円程度と考えるとコスパは悪いです。
ただ、この問題は「サードパーティ製の再利用(洗濯)可能なパッドを使う」ことである程度対応可能。
(iRobot正規品の再利用可能パッドもあるのですが、こちらはパッドのプレートを外せないため、衛生的に微妙)
既にサードパーティ製のパッドも使用したので、その感想は別の記事で取り上げる予定です。
水拭きモードの前に乾拭きが(ほぼ)必須
フローリングの汚れの半分以上は「ホコリ」だと思います。で、このホコリがある状態で水拭きをしてしまうと、埃っぽい水拭きになってしまう訳でして、、。
事前に乾拭きモードでの稼働がほぼ必須になります。というか通常は乾拭きモードだけでも十分だと思います。
この「まずは乾拭き設定して稼働させて、その後に水拭きモードで稼働させる」ってのは二度手間なので、何気に面倒です。
バーチャルウォールモード(場所制限)は気晴らし程度
致命的な問題です!
私のアパートでは、フローリングと畳の部屋が横付け状態です。Braava jetが普通に移動できる凹凸しかありません。
なので、放っておくと畳まで水拭きしようとします。これは問題です。
Braava jetには、この問題を解決すべく「バーチャルウォールモード」というものが搭載されています。
開始時点を畳の部屋との境界にして、開始ボタンを長押しすることによって、仮想の壁を作り出してくれる機能。これで畳の部屋には入らない(機能上は)。
しかしこの機能、想像以上に使えませんでした。
一箇所しか設定できない
開始時に本体を境界に置いて開始ボタンを押す。
つまり、開始時に置いた箇所にしか設定できません。一箇所しか設定できないということです。
「複数の境界に踏み込んでほしくない」みたいな設定はできません。
ダメと設定した箇所に入ることがある
設定したのに入ってしまうことがあります。しかも「かなりの確率」で!
恐らく床に置いてるモノの周りを拭いている時に自分の場所を見失ってしまって、境界を設定した箇所を別の場所だと誤認識しているのだと思われます。
ここでの「モノ」とは「机」とか「椅子」とかも含まれます。なので、引っ越した直後の部屋じゃないと、この問題は事実上回避不可能です。
結局「水拭きモード」だと、不安で、外出中に稼働させることはできなくなりました。
この時点で「自動お掃除ロボット」のメリットが半減してしまいます。
まれに掃除できない場所に水を撒く
Braava jetにはセンサーが備え付けられていて、全面の掃除ができない箇所には水を撒かない作りになっているようです。
実際に壁が近い場合などは、水を撒きません。既に濡れているパッドの状態で壁の付近を拭いてくれます。
しかし、浅い段差の近くなどでは、このセンサーが反応してくれなくて、水を「プシュ」と撒いてしまうことが。で、拭かれないで水が残ってしまうことがあります。
このケースは非常に稀でして、部屋全体で一度あるかないかのレベルでした。
ただ、やはり気になるものです。
掃除機「自体」の掃除が面倒くさい
床を拭くモップは基本的に使い切りなので、ゴミ箱の上でボタンを押すだけです。ボタンを押したらモップが落ちるので、一切触らないで捨てることが可能。
問題は、掃除機本体の掃除です。
何を言ってるかといいますと、「掃除機のタイヤ付近に髪の毛が絡まる」んです。
この絡まった髪の毛!本当に取れない!ネットでは「ピンセットとハサミで切れて取れる」と書いてる人も見かけるのですが、全然取れない!
取らなかったら掃除中に真っ直ぐ走らない気がして・・・気になるんですよね。
水を入れる際に「目盛り」がほしかった
上述したとおりです。気づいたら水が溢れてしまいます。
毎回掃除前に片付けるのは・・・
これは事前にわかっていた話なのですが、やっぱり面倒です。
自分だけではなく子供にも片付けを伝えないといけないので。
まとめ
今回紹介したロボット掃除機はこちら。
>>ブラーバ ジェット 240 アイロボット 床拭きロボット 水拭き から拭き(Amazon公式)
床拭き機としての性能は申し分ないと思いました。ボタンを押すと床を隅々までキレイにしてくれるのは本当に気持ちいい。
つらつらと不満な点を列挙してしまいましたが、それを上回るメリットがあり、個人的には買って良かったと思っています。
でも、上のとおり、正直言って課題も沢山あります。特に髪の毛が絡まった時の掃除については改善して欲しい。こんなのタイヤを外すことができたら良いだけだと思うのですが・・・
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