さて、Bitmexが使用できなくなったので、仮想通貨取引所を変更する必要が出てきました。
今週は、その辺も含めて紹介します。
仮想通貨botについて
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期間
2020/5/4-2020/5/9
Bybitを新しい取引所として使うことに
私がBotで使用していた取引所「Bitmex」が使用不能になってしまいました。
なので、別の取引所を探すことに・・・
とりあえず、現時点で「Bybit」という海外取引所を使用しています。こちらの取引所を選定した理由は以下の通り。
- それなりにWebsocketとAPIの情報が揃っている
- Bitmexと同じく追証がない
2つめポイントが非常に大きい。私の戦略ではレバレッジを高く設定することはないのですが、それでも多少は効かせます。そうすると(非常に低い確率ですが)自分のポジションに「極端に大きく」逆行した場合、ロスカット&追証が発生する可能性がある。
Botのゲームで借金を負うのは絶対に避けたいので、この「追証がない」というのは非常に重要な要素なのです。
とは言っても、、Bitmexが日本撤退した今、Bybitだけが残れるとは考えにくい。近いうちにBybitも撤退するのではと予想しています。そうなったら日本の取引所を使わざるを得なくなるでしょう。
Bybit用にコードを調整
当然ながらBitmex用として作ったBotのコードが全てBybitで稼働するわけはなく。
GWの数日間を使用してBibitのWebsocketとAPIに調整する作業を行いました。また、API周りは他のコアロジックと完全に分離したので、仮にBybitが使えなくなって別の取引所に再度引っ越す時には、コーディングの変更は最小限になるはずです。
リファクタリンクも集中的に行ったので、コードの可視性も高まりました。結果、ユニットテストの精度も上がり、BitmexのBotを作った時の1/10程度の工数でテストも完了。
Botの開発経験が無駄に上がった気がします(笑)
結果
収支について
今週のVer2の最終的な収支は以下の通り。
稼働したばかりなので、最終的な収益は変わっていません。
しかし、Bybitの$400ボーナスを貰ったので、総資産は(擬似的に)増えたため、ロットサイズが一気に変わっています。
取引回数について
先週に引き続き取引数は「0回」でした。
厳密には1回エントリーしているのですが、現時点でポジション解消できていないので、今週の回数には含んでいません。
まぁ、稼働はじめたばかりということで・・・
今週の考察
今週は後半に向かって大きなトレンドが発生しましたね。
私のBotも初期エントリーの機会をうかがい、5月6日に初回のロングエントリーを行っています。
その後は(たまたま)上昇トレンドが発生し、現在もトレンドの上で若干のレンジ状態になっています。
まだエグジットラインが上がってきていないので、このポジションが収益を生むかは不明ですが、かなり良いポイントでの動きと言えると思っています。
数日後には半減期というイベントもあるため、ファンダメンタルズに影響される相場が続きそうなのがリスクですね。半減期の後の動きは一切予想できていません。
今後の方針
とりあえず暫定的にBybitを使用していますが、このまま使い続けるとも思えないので、Liquidでのフォワードテストも並行して行っていく予定です。
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