Noontec社の「ZoroⅡ Volcanic Rock」の試供品を頂きましたのでレビューします。
以前レビューした「Zoro Ⅱ」と同様に、めちゃめちゃ音質が良いヘッドフォンでした!
Noontec社からのレビュー依頼を頂いた
最近ヘッドフォンメーカーさんからのレビュー依頼が非常に多いです。私のような素人のブログに連絡頂けるのは非常に感謝。事前に「良い製品は良いと書きますが、悪い製品も正直に悪いと書かせて頂きますよ?」と伝えているのですが。
やはり素人の正直なレビュー結果ってのが需要があるのかもしれません。(そう思いたい)
今回もNoontec社のマーケティング担当から直接連絡がありました。英語で「またレビューしてくんない?」って感じで。
Noontec社のヘッドフォン・イヤホンは以前に2回レビューした事があります。マーケティング担当が覚えていてくれたのでしょう。そして、今回新製品が出たので声をかけてくれたと。
上記の「Zoro Ⅱ Wireless」というヘッドフォンが、Noontec社との初めてのお付き合いでした。このヘッドフォン、素人の私でもはっきり分るくらい音質が良い。音の広がりが1万円程度のヘッドフォンとは全然違う。現在もちょくちょく利用しています。
なので、今回のレビュー依頼に付いても快諾させて頂きました。
Zoro Ⅱ Wireless Volcanic Rockについて
アマゾンや楽天でも購入可能な高級ヘッドフォンです。
今回の「Zoro Ⅱ Wireless Volcanic Rock Edition」ですが、基本的なスペックは「Zoro Ⅱ Wireless」と変わりません。
- Bluetoothによる無線接続
- コンパクトに収納可能
- 35時間の連続稼働
- High Definition対応
この辺の主要な機能は全く同じです。
通常版と明確に違うのは「デザイン」です。「Zoro Ⅱ」はブラックとレッドの色調、少しBeatsを意識しているのかな?と感じられました。一方「Volcanic Rock Edition」はブラックメインの落ち着いた感じ。
さらに「Zoro Ⅱ」はピアノみたいなつや出し加工なのに対し「Volcanic Rock Edition」はマット加工です。
つや出し加工は綺麗なのですが、傷がつかないか心配になります。また、私みたいな30代のリーマンにはちょっと・・・と敬遠されがち。一方「Volcanic Rock Edition」はマット加工なので、通勤に使っていても違和感がありません。
もう一つ重要な違いがあります。「値段」です。
通常の「Zoro Ⅱ」は約3万円なのに対し、「Volcanic Rock Edition」は何故か1万5千円以下で購入出来ます。基本的な機能は同じなのに、デザインが若干違うだけでなぜ半額以下になるのか、不思議です。ユーザーからすると非常に嬉しいんですけどね。(ちなみに最後に書いていますが、現在は1万円以下で購入する事が出来る!)
「Volcanic Rock Edition」は限定販売らしい。Noontecのブランドを浸透させる為のマーケティング手法として、一時的にコストを抑えた販売をしているのかもしれませんね。
外観の紹介
上記で書いた通り、通常版と今回の「Volcanic Rock Edition」の違いは主にデザインです。なので、外観の紹介では、通常版と比較しながら紹介していきますね。
外箱(パッケージ)
こちらが外箱の前面です。パッケージの前面からは「限定版」とは読み取れません。私は通常版が赤と黒の基調だと知っているから違いが解るのですが。
通常版は「かっちょいいお兄さんが得意げにヘッドフォンを装着」してる写真がプリントされていて、いかにも若者向けって感じが合ったのですが、今回のVolcanic Rock Editionは落ち着いた雰囲気出してますね。
これがパッケージの背面。様々な言語で特徴がプリントされていますね。
これが側面となります。「Limited Edition」のシールが貼られていて、ようやく限定版だと解ります。
開けてみた!
ボックスは上からひっぱり上げるように開けます。すると、Noontecの文字がプリントされた紙が出てきました。
後ろには、こんな感じで簡易的な説明が書いています。
本体はこんな感じでビニールに包まれていました。思ったよりも簡易包装ですね。この手の高級ヘッドフォンはもう少し開封に工夫が凝らされているものも多いです(BoseとかSudioとか)。個人的には簡易包装の方が無駄にコストをかけてないと思うので全く問題ないのですが、人によってはもう少し工夫を凝らして欲しいと思う人がいるかもしれません。
ビニールを開けると、こんな感じでつや出し加工がなされているキャリングケースが登場!このケース、スーツケースみたいに固くて、旅行等に便利に活用出来そうです。通常版だと布製のポーチだったので、絶対にこっちの方が使い勝手が良さそう。
とりあえず、通常版に付属していたポーチと比較してみた。今回の左のケースの方が色々使い勝手が良さそうです。ヘッドフォンが傷つかなそうだし、ヘッドフォン以外のアイテムを持ち運ぶのにも重宝しそうですね。
ケースのファスナーも頑丈な作りになっています。簡単には壊れなそうです。
横にあるファスナーを開けてみると、こんな感じで本体と付属品が登場しました。ケースにピッタリ収納されています。本体については後ほど詳しく紹介しますので、本体以外の付属品を取り出していきます。写真の右の部分に収納されています。
こんな感じでヘッドフォンの付属品を収納する事が可能。USB充電ケーブルとか、ヘッドフォンのバッテリーが切れた時用の有線イヤホンケーブルとか。
ファスナーが付いている訳じゃなくて、こんな感じでケーブルを取り出します。ファスナーより簡単なのですが、取り出すのに少し慣れが必要ですね。
付属品を全て取り出してみました。
- ヘッドフォン本体
- 充電用のUSBケーブル
- 有線でヘッドフォンを接続する為のイヤホンケーブル
- 取扱説明書
- ヘッドフォンケース
付属のUSB充電ケーブルとヘッドフォンの有線ケーブルはこんな感じ。
有線でミュージックデバイスと接続する為のケーブルも付属していますが、基本ワイヤレスなので使う事は少ないはず。少なくとも私は使わないでしょう。このケーブル、通常版と同じく「きしめんタイプ」です。
通常版のケーブルと比較してみました。通常版のヘッドフォンは色調がブラックとレッドなので、ケーブルもレッド。それ以外の長さ等は違いが無い。
本体の紹介
では、いよいよ本体の紹介です。
ケースの中では、こんな感じでコンパクトに収納されています。この「コンパクトに収納出来る」ってのが非常にポイント高い。最近のヘッドフォンは殆どがこんな感じでコンパクトになりますが、やはり外出する時にかさばらないのは大事ですね。かさばっちゃうと持って出る事自体が億劫になるし、壊れやすい。
側面です。通常版と同様に「ZORO Ⅱ wireless」の刻印があります。
裏面です。マットブラックで非常に高級感がある。やっぱりリーマンだと通常版よりも、この「Volcanic Rock Edition」の方が利用シーンの幅が広いです。
イヤホンパッドの下には2つのケーブル挿入口があります。右がUSBでの充電用、左が有線で利用する時用です。ただ、通常は両方とも利用しないで完全無線利用が可能。
ヘッドホンの上部です。通常版と違い完全にマット仕上げです。落ち着いた上品な感じでかっこいい。
イヤーパッドの写真がこちら。非常に柔らかい素材で出来ていて、さすが高級ヘッドフォンって感じ。耳もしっかり覆ってくれて、音漏れも最小限に抑えてくれます。
通常版と比較してみます。右が通常版で、左が今回の「Volcanic Rock Edition」です。大きさ、基本的なデザインは変わらない事がわかりますね。通常版はレッドがベースなので、若者層向けって感じ。左は万人受けしそう。
両方ともコンパクトに折り畳んでみました。ヘッドフォンの中の色調が大きく違います。
特に頭に当たるクッションの部分がレッドかブラックかで印象が大分違います。
上部も同時に撮影してみました。
上の通常版はつや出し加工が目立ちますね。誤解の内容に言っておきますが、このつや出し加工、私は嫌いじゃないです。むしろミーハーなので好きです。でも、やはり通勤電車の中で利用する事を考えたら、左のVolcanic Rock Editionの方が落ち着いてるので使いやすいかな。
iPhoneとペアリングしてみた
このヘッドフォンはBluetoothを利用した無線で音楽を楽しむ事が可能です。音楽を聴く上でケーブルは一切必要ありません。iPhone7なんて、普通のイヤホンジャックがなくなったくらいだから、近いうちに無線で音楽を楽しむシーンがどんどん増えるでしょうね。
無線で利用する為には、まずは音楽デバイスに設定上で接続する必要があります。ペアリングです。
今回はiPhoneSEとiPad Miniを対象としてペアリングしてみました。
ペアリングは非常に簡単です。
まずは、ヘッドフォン左のボタンを長押しすると、上記の写真みたいに緑色のランプが点滅します。
この状態でiPhone側のBluetooth設定画面を開くと、上のように「その他のデバイス」の項目に「ZORO Ⅱ wireless」が表示されます。上の「ZORO Ⅱ wireless」は、過去私が通常版を購入した時に設定したものなので、通常は表示されません。
「その他のデバイス」の「ZORO Ⅱ wireless」をタップすると・・・
こんな感じで「接続済み」ステータスに変わります。これだけでヘッドフォンとiPhone SEが接続出来ました。非常に簡単ですね!
個人的には通常版と「Volcanic Rock Edition」でBluetoothデバイスの表示を変えて欲しかったですね。私みたいに複数のデバイスを持っていると、どっちがどっちか解らなくなるので。まぁペアリングをする時だけの話なので、実用上は一切問題ありませんが。
ちなみにZoro Ⅱはマルチペアリングに対応しています。私の場合はiPhone SEとiPad Miniを同時に接続する事が可能。例えばiPad Miniで音楽を聴きながらiPhone SE側で電話を受けたりする事ができる。電車でCCIEの勉強動画を見ながら、電話を受け付けたりも可能。(当然電車の中では電話を取ったりはしませんが・・・・)
バッテリー持続35時間は、最高!
このヘッドフォンは通常版と同じく35時間バッテリーが持続します。さらに、なんと!待ち受け時間は1000時間です!2時間の充電で!
この35時間連続使用可能ってのは本当に便利です。
無線デバイスは充電が必要なのは仕方ないのですが、やっぱり毎回充電するのは面倒くさい。35時間も再充電無しで使えたら、バッテリーの事を通常は殆ど気にする必要がないのと同じレベルです。1ヶ月に1回くらいの充電でも余裕。
私は通常版を1年以上使っていますが、実際に充電したのなんて数回です。
私がBoseのQuietControl30の利用が減ってきたのには充電の面倒臭さがあります。QC30は連続稼働が8時間なので、1週間持たないので・・・
音質は通常版と同じっぽい。めっちゃ高音質。
ヘッドフォンで最も重要な「音質」ですが、正直「非常に良い」です。
私の耳は決してヘッドフォンの音質を細かく聞き分けれるほど精度が高いわけじゃあありません。一般人です。素人です。
その私でも、3000円くらいのヘッドフォンと「Zoro Ⅱ Wireless」との違いは明確にわかります。
最も品質の良さを感じたファクターは、「音質の広がり」です。Amazonプライムミュージックレベルの通常品質の音楽でも違いがはっきりわかります。安物のヘッドフォンだと出てない音域を聞き取れる。マジで違いが感じられる。
で、この高音質ですが、既に通常版のレビューの時に感じたものでして、今回の「Volcanic Rock Edition」でも同じでした。恐らく通常版との音質の違いはないと思われます。これは良い意味でです。通常版の方が2倍以上の価格差があるのに違いが無いなら皆「Volcanic Rock Edition」を選択すると思うのですが。。
無線でも有線でも、音質の違いは殆ど感じられない
これも通常版のときと同様です。
付属の有線とBluetoothの無線で何度か聞き分けてみたのですが、私のような素人レベルだと違いが殆どわかりませんでした。
というか、全然違いが解らない。それくらい無線の音質が良いと言えるでしょう。
音量も必要十分
私はiPhone SEで利用していますが、音量のゲージを半分くらいに上げると、音が大きすぎると感じるくらいです。つまり、普通の人だったら半分くらいのゲージで十分な音量を感じるでしょう。ちなみに私は、Bose QuietControl30だと3/4くらいの音量ゲージにしても「音量小さいかな?」と感じてしまう体質です。
音量は本体の左のボタンで調整する事もできます。なのでスマホ等の音楽デバイスを操作する必要がありません。
ちなみに、左のボタンを長押しする事で、音楽をスキップしたり戻したりする事も出来ます。でも、個人的にはわざわざ手をヘッドフォンに持っていくよりも、スマホを操作して音楽を変える方が簡単だと思っています。これはどのBluetoothヘッドフォンでも同じです。
まとめ。コスパが良い高品質の無線ヘッドフォン!
ピアノ加工ではない、マット仕上げのデザインが好きな方だと、通常版よりも「Volcanic Rock Edition」を購入した方が絶対に良いです。少なくとも私みたいな30を超えたリーマンにはVolcanic Rock Editionの方が使いやすいし、利用シーンも多そうです。
何と言っても
- 基本的な機能は通常版と同じ
- 音質も通常版と同じ
- 充電性能(35時間連続利用)も通常版と同じ
- さらに、便利に収納出来るハードケースが付いてくる
にもかかわらず、値段は半額以下です!
さ・ら・に!今ならアマゾンで¥4,000割引になります。つまり、1万円を切っています!
>>Zoro Ⅱ Wireless Volcanic Rock(¥4,000クーポン付き)
ここでの評価も非常に高いし、通常版と同様に非常にお勧めできるヘッドフォンでした。
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