Sonyのノイズキャンセリングヘッドフォン「WH-1000XM3」のレビュー、その2です。
今回は「ノイズキャンセリング機能」を中心に紹介します。
ファームウェアの確認
この記事を見に来てる人は「それなりにWH-1000XM3について下調べしてる人」だと思うので、それを前提に書いていきます。
新しいファームウェア(2.0.0以降)だと、ノイズキャンセリング機能が低下するという話、購入を検討している人は気になるかと。
私はアマゾンで購入しましたが、気になるファームウェアは・・・
はい、想定通り「4.1.1」でした。
どうやら「Googleアシスタント」のシールが貼られているバージョンは、もれなくファームが上のようです。
ファームウェア4.1.1はノイキャン性能が悪い?
私は「2.0.0」との比較ができないため、何とも言えないのですが、Sonyの公式サイトで以下の記載がありました。
- アダプティブサウンドコントロールを「OFF」にする
- 外音コントロールの「ノイズキャンセリング」を最大にする
上記を行うことで、ノイズキャンセリングを最大限活用できるとのこと。
実際にやってみました。
上記の設定で、ノイズキャンセリングを最大限機能させているはずです。
ノイキャン設定を変更した結果
上記の設定を変更することで、確かにノイズキャンセリングの機能が向上したと体感しました。
設定変更までも十分ノイキャンが効いていたのですが、設定変更後は・・・本当に凄い。
以前保有していたBoseの「Quiet Control30」のノイキャンを超えたと感じました。QC30の時も感動しましたが、今回はそれ以上です。
嬉しくて色んなシーンで使ってみたので、使用感を紹介します。
自宅にて(隣が工事中)
現在、自宅の隣が工事中です。
昼は外壁の工事などで、めちゃめちゃうるさい。
- 壁に打ち付ける「ドンガン」音
- スクリューの「キュイーーーン」音
本当に凄い大きなノイズです。
それが、ヘッドフォンを付けた瞬間に、めちゃめちゃ静かになります。
完全に消音はされません。若干「キュイーーン」音がします。
しかし、殆ど気にならない程度です。で、ヘッドフォンを外すと、途端に爆音が。
ノイキャンの威力、凄い。
自宅にて(MacBook使用)
MacBookのバタフライキーボードを使用した場合、通常はかなり「カチャカチャ」と音がするのですが、ノイキャンをONにすると殆ど聞こえません。
音楽を再生すると、全く聞こえないレベルになりました。
町中にて
ノイキャン機能をONにして歩くのは非常に危険です。
車の音、自転車の音が殆ど聞こえないレベル。
ノイキャンの効果を下げることも可能なのですが、毎回歩きながら設定を変更するのは面倒くさい。
電車内にて
電車の移動音が殆ど聞こえません。
感覚的には、Moldexの耳栓を付けてるくらい静かです。
ただ、車掌さんのアナウンスが全然聞こえないわけではありません。隣の人が体を動かす音、少し離れた子供の声などは、殆どかき消すことができます。
まとめ。ノイキャン凄い!
想像以上でした。私はノイキャンはBoseが優位性を保ってると勝手に思い込んでいたのですが、その意識が覆りました。
上記でも記載しましたが、個人的にはBoseのQuietControl30を超えてると感じました。
一番のデメリットは、ノイキャンが凄すぎて、家族の声が聞こえないことです。
家族といる時は使用を控えることにしました。
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