財布をなくしました。
財布をなくすまでの経緯
日曜日 9:00AM
起床。
日曜日は久しぶりにゆっくりできる日だったので、10時まで寝る予定だったのですが、早く起きて子供と遊ぼうと。
息子が愛読してる漫画「コロコロコミック」が先日発売されたこともあり、息子が買ってほしいとのこと。
毎月結局買ってあげることになっており、今回も「お片づけを頑張ること」を条件に買ってあげることにしました。
善は急げということで、早速近くの本屋に買いに行くことに。
財布をズボンのポケットに入れていきました。
漫画は売り切れていなかったので、そのまま買ってあげました。そのまま家に直行。
10:00 AM
家で息子が漫画読んでる姿を横目にYogiboの上でくつろぐ。
11:00 AM
お昼ご飯の前に筋トレに行くことに。そのまま近くのスポーツクラブに直行して基本的な筋トレを済ませて終了。
12:00
自宅に帰って妻の作った朝食を家族で食べる。
1:00 PM
息子が漫画に付いてたおもちゃの引換券を発見。引換券とおもちゃを交換するために隣の駅の電気屋に行きたいとのこと。
休日だし息子と遊ぼうと思っていたので、電気屋に行くことに。
車で行こうか電車で行こうか考えてる時に・・・財布が見当たらない・・・
部屋を探しても見当たらない・・・
いくら探しても見当たらない・・・
この辺で焦り始めました。
財布がない。
財布はどこ?
この時点で起床時からの行動をシミュレーションしてみました。
- 息子の漫画を買った時は間違いなく財布を持って行っていた。クレジットカードを財布から出したのは確実だから。
- 本屋から家に帰る時に持っていた?確実な記憶がない。
- 筋トレに行った時に持っていた(持って行った)?持っていた気がするが、確実な記憶がない。
家にないなら「本屋」か「本屋から帰る道」か「スポーツクラブ」か「スポーツクラブから帰る道」のいずれかになります。
本屋に電話してみました
残念ながら、財布の落とし物はなかったとのこと。
本屋から帰る道をたどってみました
ありませんでした・・・
スポーツクラブに行ってみました
残念ながら、財布の落とし物はなかったとのこと・・・
スポーツクラブから帰る道をたどってみました
ありませんでした・・・
絶望
この時点でかなり落ち込みました。自宅は何度も確認したので自宅じゃないのはほぼ確定です。さらに、今回は移動範囲が限られていたにもかかわらず、訪れたお店周辺にもない。
もうダメだ・・・
でも、息子には「電気屋さんに連れてってあげる」と約束をしました。
この時、私の頭の中には「とりあえず、財布は絶望的。なら被害を抑えて前向きに生きよう」との思いになってました。
クレジットカードの停止依頼をした
財布に入っていたクレジットカードの停止依頼をしました。
わずか10分で停止は完了。残念ながらカードが見つかっても使えないとのこと。
ちなみに本日の使用履歴も教えてくれましたが、息子の漫画以外では使われていなかった。安心。
交番に遺失物届けをした
ダメ元で交番に財布の遺失物届けをしました。
息子と電気屋さんに行く間に交番があるので。
テンション下がりながら電気屋に
「自分が財布をなくしたことと、息子が電気屋さんに行きたいことは別件だ」
と自分に言い聞かせても・・・やはり頭の中は財布のことばかり。
「クレジットカード再発行後の処理が大変だな・・・」
「免許証がないから運転も当分できないな・・・」
などなど、完全に後の祭りです。
さすがに息子も心配そうにしていたのですが、そこは父親の威厳を見せるために
「なぁーに、財布を拾った人がお金に困ってる人だったら良いね!!」
と、強がってみたり・・・
残念ながら、息子の欲しかったおもちゃは売り切れでありませんでした。
息子もテンションだだ下がりです。
・・・子供はさすがに可哀想なので、本屋で欲しかった本を買ってあげて、帰宅。
神到来
妻から
「新しいお財布くらいなら買ってあげるよ」
となぐさめられ
息子から
「俺がもう少し部屋を探してみるよ」
と言ってもらって・・・
家族とは素晴らしいものだと再認識させられながらも落ち込みは止まらず、文字通り「作り笑い」で1時間くらい家で過ごしてると・・・
電話がありました。
全く知らない電話番号です。
まさか・・・
(この時点では頭の中では「諦めろ」とエコーしてました)
「もしもし?」
『Tozaiさんですか?数時間前に来てもらった交番のXXです』
「まさか!」
『運が良かったですねー。財布、拾ってくれた人がいましたよ』
神!
日本すごい!
信じられない!
交番に飛んでいきました。
クレジットカード、運転免許、お金、全てがそのまま届けられていました。
拾った方は既におらず、お巡りさんに「拾った方にお礼をしたい」と申し入れたのですが「お礼はいりません、と。なので住所も名前もわかりません」と言われました・・・
学んだこと
自分は、周りに生かせてもらってる
今回、拾ってくださった方には感謝の気持ちしかありません。
本当に、その気持ちでいっぱいです。
私も財布を拾ったり、携帯電話を拾ったことが過去にあります。その時は交番に届けました。落とした方の手元に少しでも早く届くことを祈って。
やっぱり、世の中って「幸せの輪」で繋がってるんだと感じました。
日本、すごい
自分の手元に財布が戻ってきて実感しました。
「日本だと本当に財布が帰ってくることがある」
これが海外だと中々そうもいきません。実際に海外で財布を落として帰ってきたと聞いたことが一度もありません。
日本の治安、本当にすごい。
財布をなくした時のインパクトは大きい
痛いほど感じました。
精神的なストレス
まず、「精神的なストレス」が凄い。
いつ見つかるのか?見つからないのか?それを考えてると、、どんどん落ち込んでしまう。
今回は幸運にも親切な方が拾ってくれましたが、見つからなかったらマイナス方向にまっしぐら。
この精神的なストレス・・・プライスレス・・・
復旧にかかる時間ロス
中に入ってるカード類の再発行、財布の再購入など・・・
なくした「モノの復旧」に時間がかかります。
さらに「つい探してしまう」時間ロスがあります。
この復旧時間・・・プライスレス・・・
最も重要な学び・教訓
いくら注意深くしてても「なくす時は、なくす」
これです。
冷静に考えたら、当然のことです。
いくら注意深く行動しても、落とす時は落とすし、なくすときはなくす。
これは「注意深く行動する人」「軽率に行動する人」という属性は関係ありません。
確率的には「誰でもなくす可能性」が潜在的に含まれてるわけです。
財布をなくす
この「事象・インシデント」は、誰にでも起こりうることであり、一度起こってしまうとインパクトが非常に大きい。
これが今回の最も重要な教訓です。
財布をなくした経験を持った今、このインシデントは非常に興味深く、どのような対策ができるかについて真面目に取り組む価値があると感じました。
次回は「財布をなくすリスクに対して、どのような対策が可能か?」について、真面目に考えてみます。
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