[スプラ2] ウデマエXを目指しているおっさんは読んでほしい

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人生の貴重な時間を必要以上に浪費しないように、絶対に読んでほしいです。

ウデマエXになった今だから言い切れます

おっさんはX昇格を目指すのをやめたほうが良い

先週の記事でも同様のことを言いましたが、繰り返します。

S+の状態で言っても説得力がなかったと思いますが、実際になった後だからこそ何度も言います。

おっさんはウデマエXを目指したらダメです。

日本中のおっさんの時間を救いたいのです。

なぜXを目指すべきじゃないのか?

可能な限り論理的に順を追って説明します。

時間がかかりすぎる

私がウデマエXに到達するまでに費やした時間は、およそ2500時間です。

人によって多少の違いはあると思いますが、私がネットで調べた限りは、おっさん(40代前後)の中では平均的な時間でした。

「俺はゲーム得意だし、既にSだからXも簡単に到達できるはず!」と思っている人も沢山います。当初は私もそんな感じで考えていました。

でも、Xに到達する為には、貴方が思っている以上に時間がかかります。Sに到達する比ではありません。

その辺の説明をもう少しロジカルに解説していきます。

S+のゲージは割れやすい

Sまでは、自分がそれなりに上手かったら昇格できます。

S+では、自分がそれなりに上手くても昇格できません。

まず、S+ではOKラインがゲージの半分くらいの箇所にあります。

基本的に6勝ほどしてようやくOKラインに到達します。運が良ければ4回で到達することもありますが、基本的には6勝程度と考えたほうが良い。

一方、Sまでと同様に、最短で5敗すれば割れます。

この難易度設定が本当にキツい。これ、運が悪かったら自分がどれだけ上手くても割れることがある設定なんです。(「常に相手4人全員をキルできるユーザ」は例外です。後述します)

例えば「試合が決まる直前で味方が回線落ちするケース」、回線落ちした後に1分ほど耐えることができればゲージに影響がないのですが、回線落ちした直後に負けてしまうとゲージにヒビが入ることがあります。

極端に運が悪ければ「3回連続で味方が試合直前に回線落ち」というケースも発生します。それだけで許される5敗の内の3敗です。

事実、私はS+ので昇格した直後に上記のパターンが3回連続で続いてしまったことがあります。S+以前ならまだリカバリーできるのですが、S+でこのケースに遭遇してしまうと絶望です。

個人のスキル差が激しい

とても上手な人もいます。一方、まだまだ経験不足の人もいます。

これはS以下も同様だと思われるかもしれませんが、S以下とは比較にならないほど格差が大きいのです。

これは考えてみれば当然のことです。S+は「S+0からS+9」までの10段階のステップがあります。S+0に昇格したばかりの人とS+9付近でX直前の人とは強さが全然違うのです。

大げさではなく「C帯の人とS帯の人」の違いくらいです。

S+0の人がたまたま味方に来て、敵にS+9の人が集まっても、その味方を批判することはできません。味方も不幸なのです。全く違うレベルの人と組み合わされているので。

また、スプラトゥーン2のガチマッチは、プレイヤーの待ち時間を最適化(短縮)するために、以下の措置を行っているように感じています。

  • ネットワーク上近いユーザをマッチングさせる
  • チーム編成(ブキの相性など)の最適化よりも速度が優先されている
    (編成事故の改善が充分でない)

「ガチマッチは同じユーザと当たりにくい」と思っているかもしれませんが、S+になると同じユーザとマッチングされる頻度がかなり上がります。

それこそ、5回連続で同じ人が味方にくることもあります。

そんな味方が運悪くS+に昇格したばかりのユーザだったら?その味方も気の毒ですが、自分も厳しいゲームが想定されますね。

この事象の回避案として「一度部屋を抜けて、時間をおいて再開」が思いつきますが、残念ながらこれをやっても同じユーザとマッチングすることもあります。

「仮に弱いユーザが連続でマッチングするとしても、そのユーザが味方になるか敵になるかはわからないじゃないか」という指摘もあります。

残念ながら、私が考察した限りでは、味方にマッチングする確率のほうが高そうです。というのも、スプラトゥーン2では(上記の通り完全ではないのですが)編成についても敵味方で合わせようと努力するロジックが働いています。一度同じチームになったということは、そのユーザが「編成的に最適であったという実績」ができている事と同義です。故に、2回目以降も同じユーザが味方になる可能性が高い。

これは逆のケースでも当てはまります。つまり「強敵とマッチングしたとき、次の試合でも敵になる可能性が高い」と考えています。

これが連勝が続いたり連敗が続いたりする1因であると考えています。連勝が続いたら嬉しいですが、これでS+昇格直後に連敗となったら、、辛いですね。

「ネットワーク上で近いユーザをマッチングさせる」についてもリスクが発生します。海外勢よりも日本ネームのユーザとマッチングすることからも、この仕様はほぼ確実でしょう。私は試しに香港でスプラトゥーン2をプレイしてみたところ、日本語名のユーザとはマッチングしませんでしたし。

「ネットワーク上で近いユーザをマッチングさせる」&「可能な限り最適な編成で組まれる」、この2つが組み合わさることを考えてみます。もしこの「可能な限り最適な編成」のチームにS+0がたまたま多かった場合(敵にはたまたまS+9が多かった場合)、必然的に不利な試合が増加します

ガチマッチでは勝率が上がるとブキが光るのですが、ある時間帯で「明らかに敵チームのほうが光るメンバーが多い気がする」ことがありました。実際にメモして計測してみました。

結果、「敵のほうが光るユーザが多い or 敵と味方で光るユーザが同一」のケースが37回連続で発生したケースがありました。マッチングするユーザを指定できない仕様でこれ程の偏りがあると、昇格するのが非常に困難になります。

何度も言いますが、上記で解説した仕様はS以下でも同じだと考えられます。ただ、S+は割れる条件が非常に厳しいので、この仕様の負のインパクトが無視できないのです。

結局、Xに昇格するのに重要なのは「圧倒的な実力」か「強運」

これが実際にウデマエXに昇格した後に出した結論です。Xに昇格するために最も重要な要素は「圧倒的な実力」「強運」

まず「圧倒的な実力」について。

具体的には「常に敵を全滅(4キル)し続けれる実力」の事と同義です。

3キルではダメです。残りの1人に味方が全滅させられるので。

オブジェクトに絡んでいるだけでもダメです。自分がキルされた後に押し切られるので。

常に敵を全滅させるレベルの実力が必要です。

これは、自分の実力がS+だとダメだとも言えます。

X下位の実力でもダメです。Youtube動画などを拝見すると、X下位のユーザがズルズルとS+6くらいまで降格する事が多々見受けられます。

最低でもXで2100程度の実力がないと安定してX昇格ができないのでは、と考えています。

仮に上記の実力がない場合、残された道は「運」です。

たまたま味方落ちの敵チームに10回連続で当たった場合、高い確率で昇格できるでしょう。

たまたま味方が3人光るチームに10回連続で遭遇した場合も高い確率で昇格できるでしょう。

逆なら残念ながらS+やX下位の実力なら昇格できません。

勝率を上げる方法は沢山あります。「立ち回り改善」とか「エイム」とか「スペシャル合わせ」とか「ルールの正確な把握」など。

でも、これらは上記の2要素(圧倒的な実力&運」と比較すると「些細なこと」です。なぜならスプラトゥーン2は4対4のチーム戦です。8ユーザのうち自分1人が少し改善したからと言って、全体に対する影響度は微弱なのです。味方や敵の練度を変えることはできません(間接的に強さを変えることは可能ですが、本質的な練度を変えることは不可能です)。

仮に貴方が「X中位程度の実力」がない場合、2つめの「強運」が巡ってくることに頼らざるを得なくなります。その強運は数日後にくるかもしれませんし3000時間頑張ってもこないかもしれません。そんな不確定要素が多くて不安定な状況で戦うのがS+なのです。

目指すほど「恐怖」と「プレッシャー」が襲ってきます

たかがゲームでと思うかもしれません。

「ゲーム」って観点だと楽観的に構えることができます。

しかし、2000時間を超えて継続している活動と考えた場合はどうでしょうか。

2000時間を超えて活動しているのに、何も得られるものはなかった。

こう考えた瞬間、それなりの「恐怖」が襲ってきます。人生を2000時間以上無駄にしているのか、と。

そして

2000時間という大量の時間を費やしているのだから、早くXに昇格しないと、、いつまで続くんだ・・・

と考え始めたら、S+後半になるにつれて「プレッシャー」が襲ってきます

自分の2000時間を背負ったプレッシャーです。

正直、私は2000時間を超えたあたりから激しく後悔し始めました。これまで2000時間も費やした活動で何も得られなかったケースがなかったからです。

だから、おっさんはXを目指すのはやめましょう

20代とかだったら、それなりに時間をかけて楽しむのもアリかと思います。

しかし、私みたいな40代のおっさんとなると自由に使える時間も限られてきます。

趣味や楽しみだとしても、時間がかかりすぎるのです。

スプラトゥーン2でXになったとしても称賛してくれる人なんて、ごく稀です。

「俺はゲームが上手いからなんとかなる」

と思っている人、本当に才能があるならとっくにX行ってますって

仮に既に1000時間を超えてXを目指している人へ

この記事を見るのが遅かった40代の人、非常に気の毒だと思います。

仮に既に1000時間を超えてしまっていても、個人的にはXを諦めてしまった方が得策だと思います。そして純粋にスプラトゥーン2というゲームを楽しむのです。

Xに昇格できるタイミングが一生訪れないかもしれません。そんな状態で精神をすり減らしながらプレイする事に価値があるのでしょうか?来年にはスプラトゥーン3が発売される予定です。本当にスプラトゥーン2のXに意味があるのでしょうか。

でも、気持ちは痛いほどわかるのです。ここまでやってきたのだから、Xに昇格するまでは終われない、と。

そんな方に向けて、40代おっさんの私が「どうやったらX昇格に近づけるか(おっさん目線)」ついて、論理的に考察した結果を近いうちに執筆する予定です。

でも、本当に目指すのをやめるのが一番ですよ・・・

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