Anker PowerCore 13000をというモバイルバッテリーを購入したのでレビューします。
私はポケモンGOをやる時は常に持って移動しています。これだけの容量があれば、間違いなく一日持ちます。以下で「充電速度が・・・」と記載していますが、これは2台同時に充電したケースです。1台充電する分には問題ありません。
購入の動機
かなり前の記事になりますが、ソーラーパネルを利用した小型発電デバイス(ソーラーチャージャー)に興味を持っている事を前回紹介しました。
日本に住んでいる限り、どこにいても被災する可能性はある訳で、その時の備えとしてもソーラーチャージャーは非常に有用だと思うのです。
で、今回のGWでまとまった時間も得られたので、ソーラーチャージャーの比較でも使用かと考えています。
ソーラーチャージャーの比較には、実際に充電するデバイスが必要です。iPhoneやiPadなど、充電する為のデバイスは沢山持っていますが、それだと芸がないので、モバイルバッテリーを購入して充電を試そうと思いました。
どちらにせよ、ソーラーチャージャーの最も便利なユースケースとしては、直接モバイルデバイスに充電する訳ではなく、一旦モバイルバッテリーに充電して、好きな時に自分のデバイスに充電する事だと思うので。
(この使い方だと、太陽が出ていないときでも充電が出来て便利です)
製品に期待するスペック
今回はソーラーチャージャーの性能を確認する為に購入しているので、モバイルバッテリーが充電対象のデバイスにどれだけの出力が出せるかはそれ程重視しませんでした。まぁ、最近のデフォルト(っぽい)2Aの出力ができたらいいかなと。
一方で、モバイルバッテリー自体を充電する時の入力量は重視したいと思っていました。具体的には2A以上の電流で充電出来たらと考えました。私が購入予定のソーラーチャージャーの最大値がそのくらいだったので。
まとめると、以下のスペックを満たしている製品の購入を検討しました。
モバイルバッテリー自体の充電:
- 2Aで充電できること
- USBで充電できること(ACアダプタしか対応していないのはNG)
モバイルバッテリーからの充電:
- できれば、2台同時に充電出来たら嬉しい
- 震災時のことを考えて、簡単に放電しない方がいい
- 1ポート毎に2A以上の出力ができたら嬉しい
- バッテリーの容量はそれ程こだわらない
上記の要件で、それなりにAmazonで評価が高く、安価な製品を調べて、以下の製品を購入する事にしました。
Anker PowerCore 13000について
Anker社の製品は、これまでもUSBチャージャーやクルマのシガーソケットから充電する充電器など、これまで複数の製品を購入したことがあります。
製品の説明を見る限り、上の要件を全て満たしているっぽかったのも、購入の決め手になりました。
一点心配だったのは、肝心のモバイルバッテリーに対する充電の電流が2A以上サポートしているかの記載が見つからなかった事です。Amazonの評価を見る限りは、対応してそうでしたが、具体的な記載が見つからなかったのです。
まぁ、それも同時にレビューすれば良いかと思い、Amazonでポチりました。
外観
Amazonでポチった次の日に届きました。通常のAmazon箱に梱包されて到着です。
Amazon箱を開封しました。・・・かなり過剰梱包になっていますねぇ。
製品の外箱です。前回購入したAnkerのUSB接続ACアダプターよりも分厚いです。
裏面です。英語での簡易的な説明が記載されています。
開けてみました。薄いビニール袋に本体が覆われています。Ankerの製品は、私が知る限り全てこのような袋でカバーされています。ユーザーからすると安心感がありますね。
付属品を全て取り出してみました。
付属品は以下の通りです。
- 本体
- 携帯ポーチ
- 本体の充電用に使うUSBケーブル
- 説明書
いつも思うのですが、最近の携帯デバイスってポーチが付属している事が多い気が・・・イヤホンやヘッドフォンも同様ですが、結局使わないんですよね。それならポーチなしでコストを削減してもらった方が大多数のユーザーは嬉しいのではないでしょうか。(日本だけ?)
では、次に、本体の説明です。
今回私が注文したのはブラックカラーです。マット仕上げで、まぁ普通のモバイルバッテリーですね。左上にはランプがあって、モバイルバッテリーがどれだけ充電されているかわかる仕組みになっています。バッテリー自体はそれなりの重量感があります。カバンに入れたら重さは感じますね。
側面です。モバイルバッテリー自体を充電する為のUSB Inputポートが右に一つ、モバイルバッテリーからデバイスを充電する為の充電用USBポートが二つ左にあります。
逆サイドです。製品名称の記載があります。
裏側です。ひじょーにシンプルですね。
では、早速使い勝手に付いてレビューしていきます。
Anker Powercore 13000の使い勝手
モバイルバッテリーへの充電
購入した直後はどれだけ充電されているかを見てみました。側面のボタンを押したら、どれだけ充電出来るかがランプの数で表示されます。以下は、購入直後の写真です。半分くらい充電されているということですね。
モバイルバッテリーへの充電は、付属のUSBケーブルを利用して行います。USBケーブルなので、別に付属のものじゃなくても大丈夫かと。今回は同社のUSBチャージャー(Powerport 10)を利用しました。この製品は出力が60Wもあるすげーアダプタです。
今回最も心配だったのが、モバイルバッテリー自体の充電です。これが2A以上で充電出来なかったら、そもそも近い将来にレビューするソーラーチャージャーの比較で利用出来ないので・・とりあえず間にUSBワットチェッカーを挟んで調べてみました。
結果が上記の写真です。無事2A以上で急速充電されている事が確認出来ました。
これで、明日以降にやろうと思っていたソーラーチャージャーの充電テストに使えそうなので、まずは一安心。
モバイルバッテリーからデバイスへの充電
次に、モバイルバッテリーで最も重要な、デバイスの充電を行ってみました。
今回利用したデバイスは以下の2点です。
- iPad Pro(大きい方)
- iPad Mini Retina
両方とも、デバイス自体は2Aの充電に対応しています。モバイルバッテリー側が対応していたら、両方とも同時に2Aの充電ができるはず。
このテスト自体はそれ程心配していませんでした。Amazonの商品説明でも「各ポート毎に最大2.4A」と記載があったので。
ちなみに、今回のソーラーチャージャー製品レビュー関係の為に、わざわざUSBのワットチェッカーも2つ購入しました。どんどんお金がなくなります(笑)
では、早速やってみましょう!
あれあれ!?2Aいかないぞ・・・?
何度試しても、結局上記の写真に近い値しか出ませんでした・・・つまり、2Aで充電がされない。1つのデバイスだけ接続したら2Aいくのですが・・・
デバイス自体で制御がかかっているのかもと思って、PowrPort10に直付けしてみました。
これだと全く問題なく、2つのデバイスに2A以上流れています。
・・・モバイルバッテリー側のスペックだとしか考えられません。
でも、もしかしたらバッテリーが十分に充電されていないからかと思って、モバイルバッテリー側をフル充電してやり直す事に。
モバイルバッテリーからデバイスへの充電(再チャレンジ)
とりあえず、完全にモバイルバッテリーを充電しました。
ランプも想定通り4つ全て付いています。これで2デバイス同時に2A以上の充電が出来なかったら悲しいな。
念のため、まずは一つのデバイスを充電してみました。
はい、2A以上で充電出来ています。これは、やはりバッテリーが十分に充電されていなかったからかな?
と言う訳で、2つめを差してみると・・・
ダメだ!やっぱり2台目を充電開始すると、1台目も引きずられてAが落ちてします!
この後何度か試行錯誤したのですが、結果は同じになってしまいました。
まとめ
以上がAnkerのPowerCore13000で色々試した結果です。
PowerCoreへの充電は想定通り2Aで充電が出来ました。なので、明日から複数試そうと思っているソーラーチャージャーの対象としては最適なモバイルバッテリーであることを確認出来ました。
なので、私個人としては想定の用途に使えそうだから、特に不満はありません。
でも、、、通常使う用途である「デバイスへの充電」という視点だと、不満がいっぱいです。2ポートあるのに、2ポート同時に利用するとアンペアが下がるのですから・・・通常の利用を想定すると、かなりのマイナスポイントですね。
また、冒頭にも書きましたが、私はポケモンGOをやる時には常に持ち歩いています。これだけの容量があれば一日プレイしてもバッテリー切れはありえませんし、1台充電だと問題なく急速充電が可能です。ポケモンGOで久しぶりに使ってみましたが、充電してから2ヶ月経っていたのにフル充電のままでした。何より安い!
追記:コメントを頂いたので再確認したところ、出力はMAX3.0Aなので製品としてはスペック通りの出力である事を確認しました。また、PowerCore20100のレビューも書いているので、興味がある方はどうぞ。
コメント
本商品のレビュー記事を検索してたどり着きました。
2台同時の充電で、出力が下がるとのことですが、仕様通りですよ。
製品仕様に「出力 5V/3A」の記載ありますので、正常動作ですね。
すでにお気づきかもしれませんが、訂正がなかったので念のため。
コメントありがとうございます。また、返信遅れて申し訳ありません。
ご指摘のとおりですね。反映しました。