M1 Macbook Airを1か月ほど使ってみた率直な感想

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2020年のIntelモデルも保有している筆者がM1 Macbook Air(最安モデル)を使用して3か月ほど経ちました。キリがいいので感想を紹介したいと思います。

結論から言いますと「巷でもてはやされているほど価値を感じていない」というのが正直なところです。

前と後のMacbook Airモデルについて

M1 Macbook Airを購入する前に、既に2020年春発売のMacbook Airも持っていました。つまりM1が発売される直前のモデルです。

【前モデル】

  • 2020年春発売
  • Intel
  • メモリ8G

一番安いモデルです。

で、2020年冬に購入したモデルも同様の一番安いモデル。

【現モデル】

  • 2020年冬発売
  • M1
  • メモリ8G

つまり、この記事の比較感想は「2020年に発売されたMBAの一番安いモデル比較」だと考えていただければよいかと思います。

下がIntel版Macbook Air、上がM1版です。見た感じだと違いがわかりません。

主な使用用途

一般的な利用者の使用用途に近いかと思います。

  • SafariやChromeでブラウジング。平均で10個ほどタブ開く。
  • 標準メールアプリでメール確認
  • たまにVSCodeでgitやコーディング

この程度です。今回はBlenderの補足事項なども記載していますが、基本的には一般ピーポーの使い方かと考えています。

先に結論から

2020年春ごろのIntel Macbookを持っているなら、殆どの人は買い替えるメリットがないと感じました。

これまで何度かMacbook Airを買い替えていますが、今回の買い替えが最も満足度が低かったです。

これが正直な感想。

もう少し具体的に書いてみる

なぜメリットがないと感じたかについて、少し細かく解説します。

パフォーマンスに大きな違いを感じられなかった

これが一番大きい。

M1 MBAを購入する前はYoutubeのインプレ動画などをみて

アプリの起動が更にサクサクになるっぽい!動作もより機敏になるっぽい!楽しみ!

とワクワクしていたのですが、、、数か月使ってみての正直な感想としては

ぶっちゃけ、Intel版とそれほど変わらんな

です。

確かに起動は早くなった気がするのですが、劇的に体感するほどではない。しかもMacの使い方として、一度立ち上げたアプリは閉じることが殆どないので、起動時間が0.5秒から0.2秒とかに変わっても価値を感じにくい。

アプリの動作自体も大きな差を感じる事が少ない。

寧ろYoutube動画とかはメモリ不足メッセージでタブが再起動されることもしばしばある。これはIntel版ではほとんどなかったので驚きでした。当然M1に最適化されているSafariでです。

タブ10個程度のSafariブラウジングでは、Intel Macbookの方が快適なんじゃないか?とさえ感じました。

画像処理系のレンダリングは(当然)過度な期待は禁物

これも当たり前の話なのですが、画像系レンダリングや深層学習のラーニングフェーズの処理などは、所詮CPUでの処理です。

なので、GPU処理に比べると雲泥の差があります。M1になったからGPUレベルの劇的レンダリングや学習処理の短縮などはありません。

Blenderのビューポートの動作などはIntelよりも機敏な印象はありますが、レンダリングの処理速度はCPUのそれです。M1だからといって魔法のような速度になるわけではありません。

他に変わったところが、、ない

これは購入前からわかっていたことなのですが、M1チップ以外の大きな変更点はありません。

私は英語キーボードを購入したので、左下の言語変更キーが若干の違いですが、これも使い勝手が良いとはいいがたく、結局は従来通りのKarabinarを使っています。

バッテリーの持ちは多少良くなった気がしますが、これも「多少」です。動画を見たりしていると、これまでのMacbookと同じくらいの速度で減っていく印象です。

まとめ

事前の期待が大きすぎたのかもしれませんが、これが実際にIntelとM1のMacbook Airを数か月使ってみた率直な感想です。

これからM1ネイティブなアプリケーションが増えると色々変わってくるのかもしれませんが、、、。

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