まず、この記事を読んでもTOEICスコアは上がりません(笑)
どちらかと言うと、TOEICを勉強している中でも英語を学びなおしている中で、感じたことがメインです。
なので、英語を勉強している人がいたら共感してくれるかも。
私が苦手な英語の3大要素!
先日の記事で、TOEIC990を目指そうか悩んでいる事を紹介しました。
その時にも書きましたが、私の現在のTOEICスコアは945です。
客観的に見たら高いんだと思いますが、英語を勉強している方にとっては鼻で笑われるレベルですね。
残り50点なのですが、この50点がハードルが高い。。。特に私は英文法をまともに勉強した事が「一切ない」ので、中学レベルの英文法から勉強しています。そしたら出てくること出てくること。自分が全然知らなかった品詞とか、文法の使い方とかが。
今回はその中でも私が特に苦手な「冠詞」について少し述べたいと思います。でもその前に、、、私が苦手な英語の3大要素を先に紹介します。
- 冠詞
- 可算名詞・不可算名詞の分類
- 自動詞・他動詞の分類
いかがでしょう?みなさんと同じでしたか?違う?
てな訳で、今回は「冠詞」の愚痴です。
(2つ目と3つ目に付いては、別の記事で紹介します。紹介すると言っても解決策を紹介するわけではなく、私のただの愚痴になると思いますが・・・)
冠詞は英語で最も難しい
と、私は常々思っています。
- 不定冠詞(a/an)
- 定冠詞(The)
- 無冠詞
要素自体は上の3つだけです。ほぼ無限にある動詞や名詞と比べて、マジでこれだけ。
にもかかわらず、(日本人にとっては)最も難しい品詞だと、私は思っています。
動詞とか文型とか名詞とか、その辺の使い分けが出来るレベル=CCNPだとすれば、冠詞をマスターしている人はCCIEです。そのくらい、冠詞をマスターしているか、していないかでは、英語のレベルが違うと思っています。
TOEICに冠詞に特化した問題が出ないのも、ビジネスシーンの英語での優先順位の話もあると思いますが、冠詞の理解が極めて難しいからだと勝手に思ったりしてます。
なんで冠詞って難しいの?
ここからは完全に主観が入ります。そもそも言語の難易度ってのは、その人のバックグランドや生活によって全然変わってくるので、主観的にならざるを得ないのです。
そもそも、日本語は冠詞の概念がない
ですよね?
「僕は犬を見た」
ここで「犬」に冠詞はありません。
でも、英語だと。
I saw a dog. I saw the dog.
などなど、冠詞がついてきます。つまり、日本人にとっては「これまで生きてきた中で考えた事もなかった(意識していなかった)未知なる遭遇」となるのです。
別に、マスターしなくても、それなりに通じる
I saw dog.
としても、とりあえず伝えたい意図は通じます。だから、冠詞の勉強って疎かになりがちです。映画とか見てても(日本人は)冠詞を意識しないでセリフを聞いてますよね。
また、日本人大好きのTOEICでは、冠詞関係の問題なんて殆どありません。そりゃ「aがついてないから名詞が複数形のヒントだ」とか、小手先のネタは沢山ありますが、「ここはaか?theか?」って質問は出ません。
逆に言うと、だからこそ参考書籍が少ない品詞ともいえます。
例外や規則が多すぎる
たったの3文字(a/an/the)にもかかわらず、例外や規則が多すぎます。
- 池は基本的に「不定冠詞」
- 海は基本的に「定冠詞」
- ただし、池に定冠詞を付けるべきな時もある
- ちなみに、運河は基本的に「定冠詞」
とか・・・色々解釈や諸説の解説はあると思いますが、基本的に「完全にしっくりくる」解説は見当たりません。
東京タワーは「The Tokyo Tower」でも「Tokyo Tower」でもいいらしい。その辺は認知度が高まってくるにつれて・・・とか、もはや文法というよりも、時期・時代を把握している必要が出てくる。
私は中国語も若干できますが、中国語とも違う色んな例外。。
冠詞は文型みたいな決定付けられたルールがないんです。ロジカルじゃないんです。
ロジカルじゃない冠詞をなぜネイティブは使いこなせる?
当然ですが、ネイティブはほぼ100%冠詞を使いこなせています。なぜか?
これも私の個人的な考えですが、ネイティブは私たち(English as Second Langage)とは見ている世界が違うと思います。
私は海外にも沢山友人がいて、数人に冠詞の問題を投げかけてみたのですが、全員が100%正解を選択します。で、その時に「じゃあ何でこの回答なのさ!?」と聞いても「うーん、なんとなく。でも、絶対にこれしか回答はない(It must be this answer)」って言うんですよね。
つまり、これはもう「これまで培ってきた経験と生活臭が、ネイティブ間でシンクロしている」としか考えられない。なので、文型とか仮定法とか、受動態とか、文法のルールを学ぶ事だけでは到達できない領域。それこそ何十冊と本を読んだり、ネイティブと会話をして始めて「仲間に入れてもらえる」感覚で挑まないとダメなのです。
(書きながら腹が立ちますが・・・私は海外至上主義ではないので・・・)
冠詞マスターはまだまだ先だな・・・
以上が、TOEICと完全に脱線して、この数日間は冠詞だけを調べていて感じたことです。
色々愚痴を書きましたが、私は諦めてはいません。寧ろ、もう少しネイティブの友人と話す機会を増やしてレベルを上げていこうと感じました。TOEICの勉強も重要ですが、やはり「ネイティブにも違和感のないコミュニケーションをする」ってのも重要だと思うので。
ちなみに、冠詞に特化した参考書を買おうかとも思ったのですが、以下のサイトに必要十分な解説があったので、買ってません。
私みたいな素人にとっては5%くらいしか理解できてませんが、これだけのクオリティの情報を無料で読ませてもらえる事に感謝・感激です。
マジで愚痴だけになってしまったので、最後に冠詞クイズでも。
次のうち、冠詞「a」がつくのはどの名詞でしょうか。(文脈による定冠詞とかはナシで。つまり、aがつきうる名詞)
- dog
- water
- information
- UFO
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