先日紹介した「Duet Display」と「Luna Display」を組み合わせて、iPadをMacBookの「トリプルディスプレイ」にできるか試してみました。
結論から言うと、問題なく実現することが可能でしたが、実用的かというと・・・疑問が残りますね。
iPadをMacBookのサブディスプレイにする
プールでくつろいでます。
本題に入ります。。
このブログでも何回か紹介してきましたが、現時点でiPadをMacBookのサブディスプレイにする(実用的な)方法は2通り。
- Duet Displayアプリで有線接続
- Luna Displayのドングルを購入して無線接続
どちらも応答速度・画質の視点では甲乙つけがたいレベルになっているのですが、DuetDisplayだと「有線=iPadに給電してしまう=MacBookのバッテリー消費が著しい」ので、個人的にはLuna Displayをオススメしています。
どちらも複数のiPadには対応していない
さて、この便利な2つのアプリですが、実は「複数のiPadのサブディスプレイ化」には対応していません。例えばLuna Displayを使用して2つのiPadをサブディスプレイにして「トリプルディスプレイ」なんてことはできません。
私は自宅に「iPad」・「iPad Mini」・「iPad Pro」を保有しており、さらにPayPay祭りで最新のiPad Proを追加購入(まだ届いていない)なので、複数のiPadを同時にディスプレイ化できたら面白いと思っていたんです。
そこで疑問が生まれました。
「それぞれのアプリでは1つのiPadにしか対応していないのであれば、(1アプリごとに1ディスプレイ化で)組み合わせたらトリプルディスプレイも可能なのではないか?」
と。
実際に試してみました
Duet DisplayもLuna Displayも既に購入済なので、以下の構成で試してみることにしました。
- パソコン:MacBook Air(2018)
- Duet接続先:iPad Pro(初代)
- Luna接続先:iPad Mini(確か第二世代)
MacBook側にDuetとLunaのアプリはインストール済ですし、iPad Pro側にもDuetアプリは導入済み。なので、iPad MiniにLunaアプリを導入して初期セットアップは完了。
あとは、こんな感じでLunaドングルとDuet用の有線ケーブルを接続します。
すると・・・
おお!しっかりiPad ProとiPad Miniがサブディスプレイになってますね!
・・・実際に活用するシーンは少ないと思いますが、この2つのデバイスは共存できることが確認できました。
無印MacBookではできないかも
この構成、一つ弱点があります。
2つのUSB-Cポート(またはUSBポート)が必要、ってことです。
というのも、LunaDisplayはUSBハブには公式で対応していないからです。必然的に2つの物理ポートが必要になる。
今度時間があったらUSBハブでの接続テストもしてみようと思います。
まとめ。DuetとLunaの共存は可能だった
今回の検証ではiPad ProとiPad Miniの組み合わせを使用しましたが、対応するiPadであれば組み合わせは問題ないかと。
だからと言って、それ程メリットは感じなかったので、私はLuna Displayをメインに使用していくことになりそうです。
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