新口座は死亡確認!(厳密には残金30%でストップ)
仮想通貨botについて
仮想通貨を自動で売買するツールをpythonで構築しました。現在はビットコインの売買です。
ビットコイン相場の把握、Bot作成にほぼ必須のサービス「TradingView」の有料プランは半額で契約できます。詳細は以下の記事を参考にしてください。
期間
2020/5/23-2021/5/29
新口座の資金が30%を下回ったのでストップしました。
Botを本番稼働させてから初めてです。
なので、本日以降は旧口座を元に報告を継続します。
とは言っても、とりあえず本日は新口座の結果です。
収益など
取引回数
取引回数は「5回」でした。
1勝4敗です。
前回の記事で「トレンドフォロー型のロジックだと、勝率が低くなるのは想定範囲」と書きましたが、今でも考えは変わっていません。
ただ、負け続けていくと、当然ながら負けます。今回は負けました。
収支について
BTC価格との推移比較グラフはこちら。
火曜日の夜間くらいにギブアップしてBotを停止しているので、その後は完全にBTC相場に並行して動いています。
5/23あたりから急激に資産状況が悪化しているのが見て取れますね。それまではそれなりにリカバリーしようとしていたのですが。原因は後述します。
今改めて見たら、、、酷い状況ですね。現物ホールドしている時よりも資産状況が改善しているタイミングが一瞬しかありません。2週間の中でわずか数時間です。
数年間のバックテストを重ねても、わずか数週間でここまで酷い結果を生み出せるとは・・・逆に非常に興味深いデータを「肉を切って」得ることが出来ました。
前口座(80万)でやらなくて本当に良かった!
以下が、直近1週間の比較グラフです。
チーン!
今週の考察
さて、新口座のBotは壊滅しましたが、一応今週の動きを振り返ってみます。
まず、前半の急激な下落。ここで私はBotを停止しました。
2週間前から継続した「ギリギリレンジを狙って上げ下げを急激に繰り返し、結果的に細かい下落が続く」、この流れはレンジ戦略もレンジブレイク(トレンドフォロー)戦略も両方が焼かれる流れ。
先週も言いましたが、2週間前にBotを再開したタイミングは「2-3年に1度の入ったら損するタイミング」。
私は冷静にBotを停止したので3割程度の資産が残りましたが、仮に停止していなかったら(新口座の資金は)完全に尽きていました。これは仮にBotを動かし続けていた場合は確実に言えることです。
他人の事を言うのは良くないかもですが、Twitterやブログ界隈を見るともっともっと被害を受けている人たちが沢山いて、見るのも辛いです。
今後の方針
今回は運が悪かった
この一言で終わらせるのは簡単ですが、成長する上で全く意味がありません。
自分が失敗した時に最も重要なのは「失敗から何を学べるか、冷静に評価する」ことだと思っています。今回は運が悪かったのは事実です。開始したタイミングが2-3年に一度の最悪のタイミングだったので、それは1つ仕方がない要素。
じゃあ、どうしたら改善できるか、ですが・・・
フォワードテストの期間が少なかった。
ってのが一つ。つまり、ロジックのバックテストはそれなりにやったのですが、新しい口座で再開する前に「仮想口座でBotを動かして資産の推移をチェックする」細かい調査が若干不足していたと考えています。つまり、市場にムダに最適化されていた可能性が残っています。
今回の件を教訓に、新しいロジックで運用する場合は、さらに入念なフォワードテストを必須としようと思っています。運用開始までに多少のタイムロスが発生しますが、それを上回るメリットを得られるはずなので。
当面は旧口座のロジックを踏まえた結果報告に戻る予定です。
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