AirTagを東京から大阪に送ってみた

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前回のAirTagレビューの続きです。

今回は実際に「東京から大阪へAirTagを発送」してみて、その間の動きを本当にトラッキングできるかを調査してみました

結論から言うと

AirTagマジですげ!4個追加で買うわ!

今回の目的

本当にAirTagが自分から離れた時に「他のiPhoneユーザの力を借りて、AirTagが位置情報を送信するか」を検証したかったのです。

AirTagについては以下の記事を参照してください。

上記でも紹介しましたが、AirTagの競合として「Tile」があります。このTileもAirTagと類似した機能として「Tileユーザの通信を利用して、紛失したTileの位置情報を把握する」機能があります。

しかし、Tileのユーザが少ない(と思われる)ため、この機能は実用的では有りませんでした(少なくとも筆者の近くでは)。Tileを東京から大阪へ送ってみたのですが、全くトラッキングが出来ませんでした。

一方AirTagはどうか?Tileと違い、AirTagの場合は日本全国にiPhoneユーザがいるわけでして、じゃあAirTagの位置情報発信機能もそれなりに使えるのではないか?と思ったわけです。

試してみるか!

AirTagの位置情報発信機能を試してみた!

日本郵便の「レターパック」にたまたまAirTagが紛れ込んだシナリオとしました。

送信元は東京、送信先は大阪です。

こんな感じでAirTagが紛れ込んでしまいました。

AirTagが入ってしまったレターパックを近場のポストに投函。

さて、私がレターパックから離れたあとも、私のiPhoneで位置を特定できたのでしょうか。

大阪までの流れ

当日10:00 AM

上記のポストに投函。

投函した場所は私の自宅から300M離れているので、自宅に戻ったらAirTagと直接の通信が届かないはずです。

にもかかわらず「探す」アプリでは位置情報(ポストの位置)が定期的に更新されていました!

(この画面ショットは個人情報が入ってしまうので省略)

恐るべしAppleユーザのネットワーク!

凄い!

当日11:00 AM

郵便屋さんが荷物を集荷したようでして、AirTagの位置が動き始めました!

他のポストから荷物を集荷しているようでして、地元の様々な地域を行ったり来たりしていました!

(この画面ショットは個人情報が入ってしまうので省略)

完全リアルタイムとは行きませんが、定期的に更新されるので、本当にAirTagを紛失したらめちゃめちゃ役に立ちそうです。

当日 午後

最終的に以下の場所に落ち着きました。

ここが郵便のハブになっているのでしょうか。

こんな感じで拡大もできます。また、かなりの頻度で定期的にアップデートされていました。近くを通ったiPhoneユーザから位置情報が送信されているのでしょう。

当日23:00くらい

深夜にスプラトゥーンをやっていると、、、動き出しました!

どうやら東名高速に乗ったようです。まさか、ここまで細かくトラッキングできるとは思っていませんでした。せいぜい「東京で一回、そのあとジャンプして届いた時に一回」程度だっと思っていました。

こんな感じでマップの拡大・縮小も可能。

ただ、東名に入ってからは更新タイミングが少なくなりました。恐らくですが、ドライバーさんのスマホから位置情報が発信されているわけではなく、渋滞したときとかに周りのiPhoneユーザから発信されているのではないでしょうか。

最終的に上記の状態で、、寝落ち。

2日目10:00くらい

朝起きて状態を見ると・・・

もう大阪に到着していました!

目的地ではなく、USJ近くの大きな郵便局っぽいです。私も何度か足を運んだことがある(色んな理由で)。恐らくここが大阪のハブになっているのでしょう。

AirTagまでの経路は「536km、6時間25分」。随分遠くまで来たものですね。

地図を縮小してみました。

2日目13:00ごろ

色んな地域を通過して、無事目的地に到着しました。

個人情報が入ってしまうので画像は省略しますが、しっかり目的地の番地まで表示されていました。

ちなみに上記が最終到着の時の画面ですが、「サウンドを再生」ボタンを押してみたのですが何も起こりませんでした(到着先の担当者と電話で話しながら確認したのですが、向こう側のAirTagからメロディーは鳴らなかった)。やはり手元にないと音はならないのかな。

いや、でも凄いです!

AirTag!想像以上の結果でした!

まとめ

Tagの「位置情報を発信する機能」においては、Tileの1000倍良かったです!

というか、この手の機能はAppleしか(現時点では)実現できないのではないでしょうか。

当然ながら他にもメッシュネットワークの機能は色んな製品で実現されていますが、コンシューマーに浸透している一般人に向けたソリューションって観点で、今回のAirTagは大きな可能性を見出したと考えています。

技術の観点では、今年1番の驚きでした!

AirTag(とその技術活用の可能性)、我々の生活スタイルを大きく変える可能性を秘めていると思います。

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