5000円台USBソーラーチャージャー(太陽光パネル)徹底比較!

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本日はUSB充電用のソーラーチャージャー(太陽光パネル)の性能を試す絶好の日になったので、購入した3つのUSBソーラーチャージャーを試してきました。(バッテリー合わせて2万円以上使いました・・・)

サイズや性能など、様々な側面で徹底比較した結果を紹介します!

USBワットチェッカーを使用して、実測値をチェックしました!結論から言うと、Ankerの「Powerport Solar」が最もおすすめです。

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はじめに、この記事の内容

去年くらいから、USB経由で充電出来る太陽光パネルの市場がかなり活発になってきました。

数年前だと、全然電力を生み出さなかったり、劣化が激しかったり、品質がバラバラだったりしたのですが、最近ではかなりコスパも良く、品質も向上した製品が増えてきた印象です。この分野の製品を作るメーカーの数も増えてきました。

USBソーラーチャージャーは、太陽光で発電し、スマホ等のUSB経由で充電するデバイスにコンセントなしで充電出来る大変便利な製品です。

特に、万が一地震などで被災した場合には、間違いなく重宝すると思います。最近のスマホは情報を得る上で、ある意味ライフラインと位置づけてもよいアイテムになってますし。

でも、ソーラーチャージャーというアイテムを聞いたことがあったり、太陽光発電というキーワードに興味がある方でも、まだ購入に躊躇している人は多いと思います。私自身そうでした。

理由は主に以下が挙げられるのではと考えています。

  • 実際のサイズ・重量がどんなものか、感覚がわからない
  • 本当にスペック通りの充電(発電量)が期待できるのか?
  • 耐久性が心配

実際私も同じ疑問と不安を持っていました。

だからこそ、このGWの時間を利用して、3つの似たレベルの製品を購入して徹底比較してみました。

特に「スペック通りの出力が期待出来るのか?」については、ワットチェッカーを利用して見える化してみました。

比較する製品のスペックは出来るだけ以下の基準で同レベルの物を購入しました。

5,000円代の製品

ソーラーチャージャーは3,000円程度の物から50,000円を超えるものまで、ピンキリです。

でも、私を含む一般の方は、スマホの充電を行うなどの特定の使い方になると思います。なので、めちゃめちゃお金をかけるつもりはないはずです。なので、とりあえず5,000円代の製品を比較する事にしました。

また、5,000円台が最もソーラーチャージャーの製品としては豊富なので、この金額レンジでの購入を悩んでいる方が多数いると思ったのも一つの理由です。

最大2A以上充電可能な製品

iPadなどの大容量の電力を消費するモバイルでバイスが増えてきています。

これらのデバイスは、ものによっては急速充電に対応しており、急速充電する際は非常に多くの電力が求められます。

最近のデバイスの急速充電を行う際には、約2A(5Vの場合)を消費します。なので、スペック上は2A以上充電可能な製品を比較対象としました。

2A出力がされていたら、家のコンセントで充電する時の電力と基本的に変わらないと考えても問題ないはずです。(もちろんMacBookのUSB充電とか細かい事はおいといて、とりあえず一般的なデバイスの充電の話です)

ちなみに、ソーラーチャージャーは太陽光がどれだけ出ているかによって、発電効率が変わります。なので、現実的な用途としては、直接充電したいデバイスと接続する訳ではなく、一旦モバイルバッテリーなどの簡易電池(大げさに言ったら蓄電池)に充電することが一般的です。

この方法だと、お昼にモバイルバッテリーに充電して、夜などの好きな時に対象のデバイスに充電することができるので。

USBポートを2つ備えている

これは必須ではないのですが、2つのデバイスを同時に充電できれば便利さがますと思ったので、基準に含む事にしました。

簡単に利用出来る

本格的な太陽光パネルだと、取り付けに時間がかかったり、取り付け費用がかかったりします。今回想定している用途は、登山や緊急時のスマホへの充電なので、簡単に取り出して簡単に発電出来る太陽光パネルに限定しました。

比較対象とした製品について

上記の選定条件を満たす製品をAmazonで調べ、以下の製品を購入しました。

RAVPower RP-SC02

メーカー公表スペックは最大15W。電圧が5Vだと仮定すると。

  • 最大出力電流は3A

1つのデバイスを充電する(2A)には十分な性能です。

製品の紹介レベルで、他の2つの製品と比較すると。

  • 値段が最も安い
  • Amazonでの評価・評判が最も多い
  • 逆流防止機能がついているらしい(確認不可)

Anker Powerport Solar

メーカー公表スペックは最大21W。電圧が5Vだと仮定すると。

  • 最大出力電流は4A

つまり、最適な日照が太陽光パネルに当たった場合、2つのデバイスに対して同時に2Aの出力が可能となります。

製品の紹介レベルで、他の2つの製品と比較すると。

  • バッテリーの分野でかなり製品を出しているメーカーなので信用度がそれなりに高い
  • 逆流防止機能はついていないっぽいついている事を確認しました。

ちなみに、サイトによっては「14Wの誤記では?」という意見もありました。いずれにせよ、ワットチェッカーで検証した結果は信用出来るはずなので、今回の検証結果を楽しみに。

AnkerとAukeyの2つについては逆流防止機能が付いているか明記されていなかったので、メーカーに問い合わせを行いました。その結果、Ankerから以下の返答を頂きました。

お客様

ご連絡頂き誠にありがとうございます。
逆流防止機能はついております。

結論としては、逆流防止機能はついています。緊急時には1日中出しっ放しにした方が便利なケースもあるでしょうから、これはかなり嬉しいです!

Aukey PB-P4

メーカー公表スペックは最大21W。電圧が5Vだと仮定すると。

  • 最大出力電流は4A

上記のAnkerのパネル同様、最適な日照が太陽光パネルに当たった場合、2つのデバイスに対して同時に2Aの出力が可能となります。

製品の紹介レベルで、他の2つの製品と比較すると。

  • Amazonの評価的には総合的にはこの製品が一番星が多い
  • 逆流防止機能はついていないっぽい

逆流防止機能がついているかをAnkerと同じタイミングで問い合わせたのですが、残念ながら返信はありませんでした。(問い合わせてから1週間経過)

値段

※RavPowerの勝ち!

私が購入した時点での価格は以下の通り。
(消費税抜きで、価格の安い順)

  1. RavPower(¥5,399)
  2. Aukey(¥5,799)
  3. Anker(¥5,999)

RavPowerが最も安い結果となりました。でも、値段差は数百円程度なので、この差だけで購入を決めるよりも、実際のサイズや充電効率などの要素を踏まえて決定した方がいいと思います。(それがこの記事の趣旨なので)

製品サポート期間

※RavPower/Aukeyが同順で勝ち!

ソーラーチャージャーはまだまだ発展中の製品なので、製品のサポート期間も気になるところです。ネットの情報を見ると「気泡が出てきた」とか「高温に晒したら曲がった(太陽に晒すから普通に熱くなるだろ)」とか、恐ろしい情報もチラホラあるので。。

製品サポートの長さは以下の通り。

  1. RavPower(30ヶ月)
  2. Aukey(RavPowerと同順で30ヶ月)
  3. Anker(18ヶ月)

RavPowerとAukeyがAnkerの18ヶ月を大きく突き放して、30ヶ月のサポートをしてくれます。30ヶ月と言うと2年以上なので、その後に壊れても仕方がないと感じれますね。

一方、Ankerは18ヶ月のサポートです。それでも1年以上なので、それなりに安心感がありますが。

ちなみにRavPowerとAukeyのサポートは、製品の登録を各社のサイトで行って初めて30ヶ月のサポートとなります。つまり、サイト登録でサポート延長(無料)をする必要があります。

製品のサイズ

※AukeyとAnkerが同順で勝ち!

以下の写真が実際に並べてサイズを比較してみた写真です。

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上からRavPower/Aukey/Ankerです。明らかにRavPowerが一番大きい事がわかりますね。AukeyとAnkerだと若干Aukeyの方が大きいのですが、殆ど変わらないので同差としました。

製品の重さ

※Ankerの勝ち!

次に、製品スペックに表示されているデータではなく、実際に計ってみた製品の重さを紹介します。

まず、RavPower。807g

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次に、Aukey。764g

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最後にAnker。502g

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Ankerが他の2製品を圧倒しました。特にRavPowerとの差は300g以上あり、実際にリュックに入れると明らかな重量差を感じる事ができます。実際に比べてみるとペットボトル1本くらいの違いの感覚があります。

登山など、外出に持っていく人に取っては、少しでも軽い方がポイント高いと思います。

発電効率

いよいよ、ソーラーチャージャーで最も重要な要素である、「どれだけ太陽光で電気を生み出せるか?」の検証結果を紹介します!

フェアな検証を行う為に、3製品全て同じタイミングで発電効率を計測しました。また、フェアな結果を求める為に、以降はVとAではなく、W(ワット)で値を求める事とします。

電圧(V)×電流(A)=電力(W)

※結論から言うと、Ankerの圧勝でした!!

10時の検証結果

家の下でこんな感じで並べてみた。

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上からRavPower/Aukey/Ankerの順です、これ以降の検証も全て同じ順に並べています。全てのパネルに均等に日照が当たるように工夫しています。

まずは、RavPowerにモバイルバッテリーを1つ接続。

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値は以下の通り。

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約9.6Wの出力です。

次に、Aukeyに接続。

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値は以下の通り。

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約9.4Wの出力です。

最後にAnker。

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値は以下の通り。

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約10.3Wの出力です!Ankerだけが唯一2桁を達成しました。

このあと、2台のモバイルバッテリーを同時に充電も実施しました。

こんな感じで。

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でも、写真が多くなって煩わしいと思うので、結論からいうと、やはりAnkerのソーラーチャージャーが最もW数が大きかったです。

10時の計測結果サマリ

1台充電時 2台充電時
RavPower 9.6W(4.86V/1.98A) (5.21V/0.94A),(5.23V/0.87A)
Aukey 9.4W(4.77V/1.97A) (5.10V/0.87A),(5.09V/0.95A)
Anker 10.3W(5.09V/2.02A) (5.22V/0.94A),(5.23V/0.87A)

10.3Wを記録したAnkerの勝利です。2台充電でもAnkerが合計値として一番優秀でした。

12時の検証結果

同じく、アパートの下で計ってみました。

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12時の計測結果サマリ

1台充電時 2台充電時
RavPower 9.5W(4.87/1.95A) (4.68V/1.05A),(4.70V/0.91A)
Aukey 9.4W(4.88V/1.92A) (5.09V/0.86A),(5.07V/0.92A)
Anker 10.8W(5.06V/2.14A) (5.22V/0.87A),(5.22V/0.91A)

今回も、Ankerの圧勝です。というか、ワットの2桁台を出したのはAnkerだけです。

13時の検証結果

アパートの下は影がかかってきたので、場所を移動。

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13時の計測結果サマリ

1台充電時 2台充電時
RavPower 9.4W(4.91/1.91A) (4.74V/1.17A),(4.81V/0.90A)
Aukey 9W(4.88V/1.84A) (5.08V/0.86A),(5.08V/0.88A)
Anker 10.7W(5.04V/2.12A) (5.22V/0.86A),(5.22V/0.90A)

今回もAnkerの勝利です。

なぜか、12時よりも全ソーラーチャージャーの出力が若干下がりました。体感的にはこの時間の方が温度が上がっていたのですが、ソーラーチャージャーは温度ではなく日照に影響するので、若干雲がかかっていたのかもしれません。

15時の検証結果

13時と同じ場所です。だんだん太陽が沈んできました。

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15時の計測結果サマリ。(ここから、2台同時充電は面倒だし結果が見えているので中止)

1台充電時
RavPower 8W(4.89/1.65A)
Aukey 9W(4.96V/1.81A)
Anker 9.9W(4.97V/1.99A)

やはり、日が下がってくると出力も相対的に下がっていきます。それでも、やはり9.9Wを出したAnkerの勝利です。

17時の検証結果

15時の場所だと完全に影しかなかったので、近場の公園に行ってきました。この後数分で日が沈みました。

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17時の計測結果サマリ。

1台充電時
RavPower 2.1W(4.57/0.45A)
Aukey 2.1W(4.58V/0.45A)
Anker 2.3W(4.60V/0.51A)

この時間になると、出力が極端に落ちますね。僅差でしたが、やはりAnkerが一番出力が高いと言う結果になりました。

発電効率のまとめ

結論としては、Ankerの圧勝でした。

10:00 12:00 13:00 15:00 17:00
RavPower 9.6W 9.5W 9.4W 8W 2.1W
Aukey 9.4W 9.4W 9W 9W 2.1W
Anker 10.3W 10.8W 10.7W 9.9W 2.3W

RavPowerは公式値が他の2つよりも少なかったので、少し予想していましたが、Aukeyの出力の少なさには驚きました。Aukeyの公式値は最大21Wとの記載だったので。一方、RavPowerは公式値15Wだったので、十分頑張った方ではないでしょうか。

Ankerは21Wという公式値には及ばなかったものの、5,000円台のソーラーチャージャーの中では抜群の出力をほこっているのが検証結果で実証されました。

今回様々な場所で検証した理由として、たまたま特定の面積に太陽光が当たる事による検証のズレを防ぐ目的もあったのですが、いずれのシーンでもAnkerが出力一位に輝きました。

個人的には夕方みたいな太陽光が少なくなった時に順位が入れ替わったら面白いな、と思っていたのですが・・・そんなこと全然なく、1日通して順位は変わらずでした。

つまり、日光が強く当たっている時、日光が少ない時、共にAnkerのソーラーチャージャーが優れている、オールランドプレイヤーである事が確認出来ました。

Aukeyはいいところが殆どありませんでしたね・・公表値ではワット数が低いRavPowerよりも発電効率が悪い時間があったり。唯一の救いは、夕方はRavPowerよりも少し良くなった事か。どちらにせよ、Ankerにはぼろ負けでした。

それにしても(写真を見てもらえばわかりますが)AukeyとAnkerの太陽光パネルは素人が見るだけだと全く同じに見えるのですが、こうも結果が変わるのが驚きです。

製品の品質

ソーラーパネルが壊れていないか?梱包が雑ではなかったか?などなど、レビューをする前は色々書こうと思っていましたが、今回の3製品については全て特に不満に思う事が出なかったので、逆にこの項目で書く事がなくなりました。

上記の検証を行った後に、3製品とも特に気泡が出たり、曲がったりする事もなかったです。

総合結果発表。Ankerの圧勝!

結果としては、以下の通りとなりました。

値段 サポート期間 サイズ 重量 発電効率 品質
RavPower × ×
Aukey
Anker ○  ○  ◎  ◎  ○ 

ソーラーチャージャーの一番の目的は「太陽光から電力を生み出す」ことなので、発電効率で圧勝した時点でAnkerが最も優れている製品と言えるでしょう。

また、サイズ・重量についても、Ankerは他の2点よりも優れています。なのに、発電効率が最も良い。逆流防止機能もついているので、外に起きっぱなしにしても安心ですし。

現時点での5,000円レンジのソーラーチャージャーでは一番優れている製品と言えるでしょう。(もちろん、他もいくつか検証していない製品はありますが、Amazonで最も売れている3つが今回の3製品なので)

Ankerが他の2点と比べて劣っていたのが、金額とサポート期間です。でも、金額差はわずか数百円です。また、サポートも18ヶ月あるので、この手の製品としては十分とも言えるでしょう。2年後にはさらに良い製品が出ている可能性の方が高いと思うので。

Ankerは私が検証した時間のうち、少なくとも5時間は約2Aの出力を出していました。これはつまり、5時間は通常のコンセントでスマホに急速充電をするのに相当する出力が実現出来ていたと言うことです。これだけ出力が安定していると、震災等の非常時にも十分活躍してくれそうです。

以上が、実際にワットチェッカーを利用して、出力を計測した結果です。この手の製品はメーカーの公表値を鵜呑みにせず、実際に検証が必要であることも再認識出来ました。

検証結果としては、5,000円台のUSBソーラーチャージャー(太陽光パネル)では、間違いなくAnkerのPowerPort Solarがお勧めです。

勉強を再会する方へ
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