今後ブログで使用するトポロジについて

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今後CCIEネタの話をするとき(例えば、DMVPNやEIGRPのテクノロジーを説明するとき)に、サンプルのトポロジーがないと中々説明しずらいので、作ってみました。

INEのCCIE Workbookのトポロジを流用しようかと考えたのですが、それだと情報が多すぎて、どの部分の話に焦点を当てているか分かりづらくなる可能性があるので。

また、CCNA/CCNP受験のチャレンジャーも見ていると思うので

  • 出来るだけシンプルに
  • 要点がわかるように
  • 少し、現実っぽく

作ってみました。

言い訳ですが、めちゃめちゃ真面目に考えて作ったトポロジじゃないので、今後改善するかもしれません。

トポロジの説明

作ったのは、以下のトポロジです。このくらいシンプルなほうがとっつきやすいかと。(誤解の内容に言いますと、ラボ本番はこの10倍以上大きなトポロジだと思っといたほうが良いかもです)

topology1_trim

拠点について

拠点が3つあります

  • HQ(10.10.0.0/16)
  • Osaka(10.20.0.0/16)
  • Nagoya(10.30.0.0/16)

各拠点のネットワークは、上記のカッコ()の中のネットワークからサブネットワーク分割しています。

R1/R2/R3は各拠点のインターネット向けのエッジルーターです。つまり、拠点内のパケットをインターネットに流したいときは、R1/R2/R3のいずれかを経由する設計です。

R11/R21/R31はエッジルータに繋がっている拠点内ルーターです。ここから内部に複数サブネットが分かれているイメージです。これ以上ルーターを増やすと、無駄に複雑になるので、R11/R21/R31のループバックで内部ネットワークを表現しています。

つまり、例えば、R31の後ろには

  • 10.30.2.0/24
  • 10.30.3.0/24
  • 10.30.4.0/24

の3つのネットワークが存在することを表現しています。

拠点間通信について

トポロジ上では各拠点はINETルーターに繋いでいます。このルーター間のネットワークはインターネットをイメージしています。

INETルーターで各拠点の静的経路を予め設定しているので、R1/R2/R3は双方向通信が可能としています。

DMVPN設定について

CCIE v5になってから、Frame Relayがなくなった代わりにDMVPNが範囲に追加されました。

DMVPNについても、今後の記事で解説していこうと思いますが、とりあえず赤フォントの内容をDMVPNトンネル内のPrivateIP(Overlay IP)にしようと思っています。

想定としては、R1をDMVPNのハブに設定する予定です。R2/R3はSpokeに設定する予定です。

各サブネットの識別について

オクテットを調整して、出来るだけ分かりやすくしました。

  • 第二オクテットは、拠点の番号(HQは10、Osakaは20、Nagoyaは30)
  • ルーター番号も同様
  • エッジルーターは1ケタ。内部は2ケタ。
  • インターネット間のセグメントはクラスB、それ以外(Private)はクラスA

初期設定について

各記事で明示的に説明がなされていない限りは、各ルータにはIPアドレスを振っただけのConfigを想定しています。

例外がINETルーターです。こちらは、R1/R2/R3のINET側のインターフェースで双方向通信を可能にしています。R1/R2/R3のデフォルトルートはINETルーターに向けています。これで通常のインターネットと挙動がほぼ同じですよね。

トポロジについて不明な点があれば連絡ください

当記事を補足していくので。

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