結局昨日はiPad Proの予約が開始されませんでしたね・・・もう11日に午前有給とってApple Storeに並ぼうかなw
(そもそも11日に発売開始ってのも怪しくなってきましたが)
今日は久しぶりの育児関係ネタです。
以前、「映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!」の予約映画チケット&子供の為にメダルゲットに向けて朝から並んだ記事を書きました。
この記事を書いたのは7月だったのですが、この時点で既に妖怪ウオッチの人気に陰りが出始めていました。
去年の映画の予約の列と比べると、並んでいる人の数が雲泥の差だったので。
じゃあ、今(2015年11月)はどうなのか?というと、少なくともうちの子供の幼稚園では殆ど話題に上がらないレベルになっているそうです。
おもちゃ屋さんでも、妖怪ウオッチ・妖怪メダル共にワゴンに山積みになっているくらいです。少し前まではメダルが店頭に出た瞬間に売り切れ・一人3点等の購入制限があったのに、今は投げ売り状態です。
妖怪ウオッチブームって、本当に嵐のように現れて、去って行った印象があります。
一方で、ポケモンは同じキャラクター商法にもかかわらず、相変わらず根強い人気があります。
この両者の違いはなんなんでしょうか。個人的に色々考えてみました。
理由1.主要となるおもちゃが単調な作りだった
妖怪ウオッチはテレビ・映画・ゲーム等、様々なメディアに展開されてブームとなりましたが、やはり全ての火付けの基は、アニメの中の主要アイテムである「妖怪ウオッチ」と、妖怪ウオッチに入れる「妖怪メダル」です。
今更ですが、このおもちゃって本当に単調ですよね?
メダルを時計に入れると、メダルの妖怪の名前が2秒くらい呼ばれる。これだけです。
そりゃ、飽きますよ。メダルを集めても、名前が呼ばれるだけで、それ以上でもそれ以下でもないんですから。
理由2.メダルが大量に出回った事による投資価値がなくなった
実は、私はこれが一番でかいとおもっています。
そもそも、妖怪ウオッチブームってのは、コンテンツのクオリティによるブームではなかったと考えています。
単純に、市場にメダルが殆ど出回らなかったことによる、希少性を煽った、集団心理が作ったブームだったのではないかと。
子供って、中々手に入らなかったら欲しくなっちゃいますよね。そんな自分の子供になんとかメダルを買って上げたいという心理が結果として爆発的な人気を導いてしまった。という考えです。
さらに、希少性によって悪い大人が買い占めたりして高価で売ってました。去年はネットの販売サイトで1枚数万円での取引もありました。
良質なコンテンツなんて妖怪ウオッチにはそもそもなかったんだと思います。株や先物取り引きと同じです。人気投票だったのです。
今年に入ってからメダルが大量に市場に出回りました。結果としてメダルの希少性が薄れて、ある意味投資対効果が薄れてしまい、価値がなくなっていきました。
そもそも、価値のないコンテンツだと皆が分かってきました。子供も含め。結果として仕手株と同じ様なグラフを描いて人気が一気に下降したと考えています。
同じ様なブームって過去も沢山ありましたよね。ビックリマンチョコとか。今思えば「なんであんなの流行ったんだろう」って思うじゃないですか。
では、なぜポケモンは人気が継続しているのか?
これは、そもそもポケモンは商品(ここでの商品とは物理的なおもちゃの価値)ではなく、コンテンツで勝負しているからだと思います。
妖怪ウオッチはその特性上、アニメでは学校の中のストーリーから中々展開する事ができません。
一方ポケモンは「冒険」という舞台がメインなので、いくらでもコンテンツの幅を増やす事が出来ます。で、増やしています。
なので、子供も飽きませんし、世代を超えて楽しんでいる方が沢山います。
やはり、コンテンツを研究する・育てるってのは長期的に見て強いのでしょう。
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