完全に忘れていた「スピリタス梅酒」を久しぶりに飲んでみました。
10年ものです!
それは、押し入れの奥から出てきた
そうなんです。
今年の目標の一つに「外出する時に持ち歩くモノを減らす」といのがあります。
その一環としてスリムな財布を買ったりしていました。
他に何か出来ないかと思っていて、以前紹介したTHULEのリュックが通常使用としては大きいことを思いついて、もう少し小さなバッグを買おうと思いました。
というか、買いました。THULEの小さなバッグを。こちらのレビューについては近いうちにやる予定です。
で、押し入れに沢山の「使っていないバッグ」があることに気づき、この機会に捨てようと思って押し入れを整理していたんです。
その時、見慣れない瓶が奥に隠れているのを見つけました。
・・・かなり昔に作った「スピリタス梅酒」です!
完全に忘れていました。
スピリタス梅酒とは?
梅酒を作るとき、基本的には以下の素材を組み合わせます。
- 梅
- 氷砂糖
- お酒
で、この「お酒」ですが、通常は「ホワイトリカー」を使用します。理由としては「アルコール度数が高い」からです。
梅酒を作るとき、通常は半年間程漬け置きすることになります。アルコール度数が低いお酒で作った場合、中の殺菌作業が甘くなって腐ってしまう可能性があるのです。
なので、通常はホワイトリカーを使用して長期間保管しても衛生的に安全な状態にしておく。
逆に言うとアルコール度数が高ければ良いので、自分の好きなお酒に漬けておく、という楽しみ方ができます。
そこで「スピリタス」です。
スピリタスとは「世界で一番アルコール度数が高いお酒」で有名なウオッカ。
これで梅酒を作ると、その驚異的なアルコール度数によって通常のお酒よりも早く梅酒ができる。
アルコール分が96度です・・・当然ながら燃えるので取扱い注意。
このスピリタスを梅と氷砂糖と組み合わせることでアルコール度数も適度に下がって、めちゃめちゃ飲みやすくなるんです。
今回発見したスピリタス梅酒は「10年モノ」!
梅酒を作る時に購入したスピリタスは楽天で買ったはず・・・
と、楽天の注文履歴を検索してみると・・・
2008年・・・つまり、10年前に作ったモノです。
デカイ瓶に入れて作って、3年くらい漬けた後にスピリタスの瓶に流し込んで保存したままだったんだ。
10年前の梅酒は飲めるのでしょうか・・・
とりあえず飲んでみた結果・・・
ネットで調べてみると「基本的に大丈夫」という意見が多数。「30年間保存した梅酒を飲んでみた」という人もいました。
今回の梅酒はスピリタスで作ったこともあり大丈夫だろうと思い、試しに飲んでみることに。
ただ、瓶は完全に変色しています。通常のスピリタスの瓶は完全に透明なのですが、瓶が梅酒の色に変化しています。
ラベルも一部変色しています。なんか幽霊船から見つかったワインみたい。映画のシーンでありそう。
さて、恐る恐る開封して注いでみました。
ちょっと見づらいですが、見事な琥珀色です!こんなキレイな琥珀色の梅酒を見るのは初めてかも!
不安が期待に変わりました。
実際に飲んだ感想は・・・
これまで飲んだ梅酒の中で一番美味しい!
驚きました。味の感想は個人差がありますが、私にとっては間違いなく市販の梅酒と比べても「最高の出来」だと感じました。
まるでシロップのような梅の濃厚さ。
そして、後からくるスピリタス特有のアルコールの焼けるような感覚。ただ度数は下がっているので殺人的な感覚ではない。
明らかに8年前の移し替える時に試したときよりも熟成されていて、梅の味に深みが出ている。
こんなに美味しくなるんなら、もっと作っておけばよかった(笑)
次回は息子が20歳になる時まで取っておこうと思います。つまり12年後ですね。
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