先日の記事で紹介した「キーボード修理プログラム(リペアプログラム)」に乗っかって、実際に修理依頼をしてみました。
本日無事MacBookが戻ってきたので一連の流れと感想を紹介します。
先日MacBookの修理プログラムが発表された
これです。
>>MacBook および MacBook Pro キーボード修理プログラム(Apple公式)
要約すると、特定のMacBook及びMacBook Proのキーボードに不具合が見つかったようでして、対象の端末を無償で修理してくれるというもの。(不具合なので「修理してくれる」という表現もどうかと思いますが)
対象の端末は以下の通り。
- MacBook (Retina, 12-inch, Early 2015)
- MacBook (Retina, 12-inch, Early 2016)
- MacBook (Retina, 12-inch, 2017)
- MacBook Pro (13-inch, 2016, Two Thunderbolt 3 Ports)
- MacBook Pro (13-inch, 2017, Two Thunderbolt 3 Ports)
- MacBook Pro (13-inch, 2016, Four Thunderbolt 3 Ports)
- MacBook Pro (13-inch, 2017, Four Thunderbolt 3 Ports)
- MacBook Pro (15-inch, 2016)
- MacBook Pro (15-inch, 2017)
で、私のMacBookも対象の中に入っていたので、試しに修理依頼してみることにしました。
確かに「S」のキー付近が押しにくくなったりしたことがあったので。あと「自分のキーボードの打ち具合に不具合がある」かなんて、他の人の端末と比較しない限りわかりません。なのでとりあえず検査をしてもらって、不具合があったら交換してもらおうかと思いました。
また、この件はネットでも盛り上がっていて「例えば1つのキーだけ不具合があったら、1つのキーだけ交換となるのだろうか?全部取り替えになるのだろうか?」などの議論が勃発しています。
その辺も実際に交換した結果を紹介していきますね。
6月23日(土)Appleサポートに電話
まずはAppleのサポートセンターに電話です。
とは言っても、上記のリンクに以下の記載があります。
配送修理:こちらから Apple リペアセンターへの配送手配をしてください。
この「こちら」をクリックするとAppleのサポートページに遷移するので、そこの「今すぐアドバイザーと電話したい」を選択すると数分後に電話がかかってきます。
私が担当者の方とやり取りしたのはこんな感じの内容。
- キーボード修理プログラムを拝見したので、修理依頼をしてみたい
- シリアル番号の連絡
- 現在の端末を集荷してもらいたい
- 集荷希望日
- 端末にログインするためのユーザ名・パスワード
最後の「ユーザ名・パスワード」を伝えるのは気が引けたので、一時的なユーザを作成してそちらの情報を伝えることに。
端末の引き渡し方ですが、端末をAppleストアに持っていって修理してもらう手段もあるのですが、それだと出向かないといけないので面倒くさい。集荷だとヤマトさんが直接取りに来てもらえるので便利です。
私の地域の集荷は「電話してから最短で2日」で取りに来てもらえるとのこと。この電話をしたのが6月23日(土)でしたので、2日後の6月25日(月)に取りに来てもらうことにしました。
時間も通常の荷物と同様に指定できました。
また、仮に修理センターで検証した結果「問題なし」となった場合は、交換をせずにそのまま返却するとのこと。まぁ当然ですね。
6月25日(月)ヤマトさんが端末を集荷
私の近くのヤマトさんは本当に仕事が正確です。
指定した時間に取りに来てくれました。
お渡しするのはMacBook本体だけでACアダプタなどの付属品は渡す必要はありませんでした。
単純に本体をそのまま渡すだけ。箱とかもヤマトさんが準備してくれるので一切不要です。めちゃめちゃ楽です。
6月27日(水)修理完了の連絡を頂いた
早い!
ヤマトさんが集荷した2日後に「修理完了」と「発送」のメールをいただきました。
この修理プログラムが発表されてすぐに依頼したので、かなりのMacBookが検査対象になっていると思ったのですが・・・
あまりにも早すぎる・・・交換は不要と判断された可能性が高いな・・・リペアプログラムなのにリペアしてもらってないかもしれない・・・と思いました(笑)
6月28日(木)MacBookが到着
ヤマトさんは仕事が早い!
今日のAMに無事到着しました!
外箱はかなり使い古されたヤマトさんの箱でした。修理プログラムでMacBookが沢山送られてきて箱が足りてないのかな?
中を開けてみました。非常に頑丈に梱包されています。返品時に故障したら元も子もないですからね。
出てきたのはMacBook本体と修理報告書。しっかりAppleのクリアファイルに入っています。(興味なし)
先に修理報告書に目を通します。
おお!「トップケース(キーボード一体型)を交換致しました」と書いています!
つまりキーボードを交換してもらったって事ですね!なんか嬉しい!
ちなみに「キーボード一体型」と書いているのですが、例えば1つのキーだけに不具合が見つかっても全てを交換するということでしょうか。
私の場合はSキー付近だけが不穏だったのですが、全取っ替えしてもらったって事は、他の人も基本的に全取っ替えになる可能性が高いと思います。
さて、MacBook本体です。丁寧に梱包されています。
開けてみました。「キズ防止シートは剥がしてご使用ください」との記載があります。
上のフィルムの事ですね。これは私が元々付けていたわけではなく、検査後に付けてくれたみたいです。
当然ながら剥がします。またキーボードの上にもフィルムがありました。剥がします。
久しぶりに起動しました。気になるのはキーボードです・・・
おお!めっちゃキレイになってる!新品みたい!
ヤマトさんに預ける前はそれなりに使用した跡があったのですが、見た目は新品になっていました!
私が気になっていた「Sキー」の付近の写真です。
Sキーだけが新しくなっているようには見えません。やはり全てのキーが取り替えられているように見える!
言い忘れてましたが、私のMacBookのキーボードは「英語(U.S)キーボード」です。にもかかわらず数日で返ってきたってことは英語キーボードの在庫も潤沢にあったのでしょう。
ちなみにディスプレイやスピーカー付近のホコリもキレイに取り除かれていました。さすがAppleのサポート!しっかりしてます!
実際にキーボードを使用してみた感想は・・・
実は、この記事は修理から返ってきたMacBookを使用して書いています。
2500字くらいタイプしてみた感想ですが。。
- 特定のキーが押しづらいと感じることはない
- 心なしか打つ音が静かになってる「気がする」
- トラックパッドの不具合が今の所発生していない
まぁ交換前からキーの不具合は「感覚的なもの」レベルだったので、大きな差異は感じていません。すこぶる順調です。
最後の「トラックパッドの不具合が今の所発生していない」についてです。このブログで何度も取り上げましたが「トラックパッドで3本指でドラッグの操作をすると、度々カーソルが飛ぶ」という減少に悩んでいました。これが非常に大きなストレスで、Mac Book Airに戻ろうか考えていました。
今の所その現象が発生していません。これは今回の修理で治ったのか不明なので、もう少し様子を見ようと思います。
(修理報告書の最後に「総合診断テストを実施しました」と書いてあったので、何らかの診断で修復されたのかも・・・と期待している)
まとめ
まとめるとこんな感じ。感想としては、リペアプログラムに申し込んで良かったです!
- 電話でサポートセンターに修理依頼をした
- 電話して2日でMacBookの集荷完了
- 電話して5日程度で修理したMacBookが戻ってきた
- 英語キーボードでも5日程度で戻ってきた
- 1つのキーの取替ではなく、全部取り替えだった
あ、あと「中のデータは消えていませんでした」。事前にバックアップを取得しておいてくださいと言われていましたが、今回はSSDはそのままだったようです。
少しでも気になる方は修理依頼してみることをオススメします。検査してもらわないと自分のキーボードが正しい常態かわからない場合もあるので。
また仮に交換してもらったら新品気分を味わえるので、かなり気持ちいいですよ!
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