数年ぶりの投稿ですが、これは書かねばなりません……。
私と同じ絶望を味わい、貴重な休日を棒に振る人を、世界から一人でも減らすために。
「新しいMacBookを買ったし、移行アシスタントでサクッと設定しちゃおう」と考えている全ユーザーへ。マジで覚悟してください。
最悪、令和のこの時代に「物理的なネットワークドングル」を求めて三千里することになります。
ついにM5 MacBook Airがやってきた!
M1 MacBook Air以来、約5年ぶりの新調です。
正直、M1モデルもまだ現役で動くのですが、いかんせんRAM 8GB。最近のアプリやブラウザの重さに耐えきれず、動作が「モッサリ」してきたのが買い替えの決め手でした。
「次はいつ買い替えるかわからないし……」と自分に言い聞かせ、今回はメモリを32GBまで盛りました。 昨今のメモリ高騰が嘘のような価格設定だったので、「積めるうちに積んでおけ」という教訓に従った形です。
あと、エンジニアの端くれとしてローカルLLM(大規模言語モデル)の可能性も考慮しました。最近のQwen3.5などのトレンドを見ると、パラメータ量より最適化が重要視されています。「近い将来、ローカル環境でもAIが爆速で動くはず。その時、メモリ不足で泣きたくない!」という先行投資です。
予約開始日に即ポチしたのですが、こだわりのU.Sキーボード派ゆえ、到着は本日。
「誰よりも早く新機種を触れる!」と、子供のようにワクワクしながら開封の儀を執り行いました。ここまでは最高に幸せだったんです。
「魔が差した」移行アシスタント
私はこれまでMacを5台ほど乗り継いできましたが、基本は「クリーンインストール派」です。ゴミを引き継ぎたくないし、新しいOSは真っさらな状態で使いたい。
ですが、今回は6年分の秘伝のタレ(設定)やデータが蓄積されています。「たまには標準の『移行アシスタント』を信じてみようか」と、初めて公式の移行機能に頼ることにしました。
旧マシン(M1)と新マシン(M5)を繋ぎ、移行開始。
……順調です。実にスムーズ。しかし、ここで最大の過ちを犯します。
「……なんか、転送速度遅くない?」
一度気になると止まりません。「やり直したほうが早いかも。Macの初期化なんて慣れてるし、アカウント連携の解除もプロ級だし、どうにでもなるわ」という安直な考えで、私は「キャンセル」のボタンをクリックしました。
これが、地獄への片道切符でした。
消えたWi-Fi、沈黙のM5
再起動後、画面に現れたのは無慈悲なメッセージ。
“Select a Wi-Fi network from the menu or attach a network cable to proceed”
(メニューからWi-Fiを選択するか、ネットワークケーブルを接続して続行してください)
はいはい、いつものアクティベーションね……と思って画面を見渡し、私は凍りつきました。

Wi-Fiの設定項目がない。右上のアイコンすら消滅している。
ネットに繋がなければ1ミリも先に進めないのに、繋ぐための手段が画面から消えているのです。まさに詰み。
(この時、焦りすぎて画面に自分が映り込んでいるのも気づかないほどテンパっていました)
必死にスマホでワークアラウンドを検索します。
電源長押し→「設定」からWi-Fiを呼び出す
Shift + Option + Command + R で強制呼び出し
実はアイコンが見えないだけだから、右上を勘でクリックする
「1」は過去に経験があったので自信満々で試しましたが、ダメ。
「2」も「3」も、M5の強固な沈黙を破ることはできません。何度ディスクを消去しても、現れるのは「Wi-Fi設定のないアクティベーション画面」だけでした。
物理最強。頼るべきは「有線」だった
「初期不良か? 発売日にハズレを引いたか?」と絶望しつつ、Redditのスレッドを漁りまくって、ついに「正解」を見つけました。
M5 MacBook Air、移行失敗時にWi-Fiドライバが読み込まれないバグ(?)があるらしい。解決策は「物理イーサネットを繋げ」。
……物理?
ご存知の通り、MacBook AirにLANポートなんて付いていません。
もちろんドングルなら部屋に転がっています。しかし、手元にあるのはUSB-Aのドングルばかり。変換アダプタを噛ませても、認識されません。
時刻は夕方。私は気づけば、ヤマダ電機のレジに並んでいました。
USB-C専用のイーサネットドングルを握りしめて。
爆速の解決、そして教訓
帰宅後、買ってきたばかりのドングルにLANケーブルをブッ刺した瞬間。
「……シュンッ」
何事もなかったかのように画面が遷移し、アクティベーションが完了。移行作業も嘘のようにスムーズに終わりました。
いや、解決したけども!!
このドングルのために!わざわざ!ヤマダ電機まで走った私の時間を返してくれ!!


床に転がる、認識されなかったUSB-Aドングルたちの無残な姿を見ながら。
まとめ
M5 MacBook Airを移行アシスタントでセットアップしようとしている皆さん。
途中で「キャンセル」だけは絶対に押さないでください。
もし押してしまったら、お近くの家電量販店へ走る準備を。
参考までに、今回「唯一の救世主」となったUSB-Cドングルを貼っておきます。
他にもTP-Linkのドングルもあったのですが、これ以上問題の切り分けをしたくなかった・・


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