ジメジメした梅雨の季節が続くので、やっすい除湿機を購入してみました。
・・・安い除湿機は購入をオススメしません。
購入の動機
コロナ禍の中で、リモートワークが続いています。
更に、梅雨です。部屋がジメジメしてきました。そして気温が上がってきました。
エアコンをつけても良いのですが、ふと、小学校の先生が言っていたことが脳裏をよぎりました。
気温が上がって不快に感じるのは「湿度」が原因や。湿度を取り除けば快適度が上がる。
つまり「気温を下げる」のも大事ですが、「湿度を下げる」のも快適に過ごすために重要だと。
じゃあエアコン付けなくても除湿機買ったら快適に過ごせるのか?
と思ったのです。非常に安直なアイデアですね。
Amazonで試しに購入してみることに
湿度を下げる。
エアコンのドライモードでも良いのですが、Amazonで色々見てみると格安の除湿機が販売されていることを発見。
6,000円程度で快適な空間が手に入る!ええやん!
この時点で「エアコンよりもグングン水を吸い取ってくれる」先入観を持ってしまい、ワクワクしながらポチってみました。
外観の紹介
Amazonのダンボールで届きました。
中を開けると、想像よりもオシャレな外箱が登場。
前面です。「Dehumidifier(除湿機)」です!どんどん水を吸ってくれそう!!
機能が色々書いています。
箱を開けてみました。
しっかりサポートしてくれるようです。
しっかりプチプチで梱包してくれています。海外製だったので若干の不安はあったのですが、丁寧に梱包されています。
付属品をすべて取り出してみました。あれ?ACアダプタがない?もしかして、別途購入が必要だった?
プチプチから本体を取り出してみました。
ACアダプタは、水が入るトレイ部分に入っていました。
本体の背面です。ここから湿った空気を取り入れて、空気中の水分を取り除きます。
水分を取り除いた空気は、上から放出されます。
日本語の説明書も添えられているので、使用方法に悩むことはないでしょう。
実際に使ってみた!
いよいよ部屋が快適になる瞬間です!
まずは、使用開始する前に、そもそも「どうやって除湿してるか」を解説します。
この機械の一部が冷えていて、湿度の高い空気が通ると水滴が生まれます。そして水滴が下に落ちて、結果的に空気が除湿される仕組み。
原理的にはシンプルやけど合理的ではあるな。
ACアダプタを本体とコンセントに接続して使用開始です。
数時間経つと・・・おおお!確かに水が溜まってきました!
気になる効果は・・・ほとんどなし!!
上でツラツラと書きましたが、肝心の効果は・・・ほとんど感じられませんでした。
確かに水分が取れてるのは目に見えるんだけど、部屋がカラッとした感覚が「一切」ない!
寧ろ「部屋が熱くなってきた」気がします・・・
実際に軽く調べてみました。
上記が使用を開始したときの湿度です。61%なのでそれなりですね。
こちらが除湿機を使用して2時間後の部屋の湿度。
変わってない!
除湿機のトレイには水分が溜まっているのですが、なぜ湿度が変わっていないのか?
これは恐らくですが、除湿機自体のパワーが足りていないのだと考えています。
これが除湿機の背面パネルを取り外した状態です。中のメタル部分に確かに水滴ができてるんですが・・・
これ!小さすぎ!1.5Lのペットボトルの方が水滴付く!
これならマジで1.5Lコーラを数本並べたほうが効果あるんちゃうか・・・
私が試した部屋は12畳くらいなので、単純にパワーが足りないのだと思います。
あと、部屋が熱くなった
そもそも機械の一部を冷やして水分を集めてるわけでして、それは逆に言うと「機械自体は熱くなる(排熱が出る)」ことを意味します。
冷蔵庫を開けっ放しにしたら部屋が涼しくなるか?理論やな
機械が排熱することはある程度覚悟していましたが・・・かなり熱くなります!ACアダプタも熱くなります。
そもそも本体のシールにも「ACアダプタが80℃を超えなかったら正常」と記載されてる通り、かなり熱くなります。
ちょっとの除湿で部屋が熱くなったら本末転倒やん!
しかも、かなり音が大きい
これが(使わなくなる)決定打でした。
そこそこの除湿性能があれば、ベッドルームでつけっぱなしにしようと思ったのですが・・・
想像以上に音が大きい!
これも考えてみたら当然です。空気を冷やすためには外部の空気を取り込む必要があり、そのためにはファンが備え付けられています。
そのファンの音が想像よりも大きかったです。感覚的には扇風機の音に近い。
寝る時に気になってしょうがない!
まとめ
今回紹介した除湿機はこちら。
自分の期待が大きかっただけに、非常に残念な結果になってしまいました。
最も重要な除湿性能が低かったのが致命的でした。この課題は今回の機械だけではなく、類似製品の小型除湿機全てに言えるのではと思います。
結論、エアコンのドライモードが一番です。
コメント