CCIE勉強Tips3:ラボ試験前には、このCCOページは覚えておこう!

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CCIEのラボ試験対策をしている方ならご存知だと思うのですが、CCIEラボ試験中にはCCO(Cisco Doc)の参照が許されています。これを有効に使わない手はありません。

このCCO、TshootやConfigの問題そのものを解く為に頼れると思ってはいけません。なぜなら圧倒的に時間が足りなくなるからです。テクノロジーのコンセプトや仕様の理解について、ラボ試験本番中にCCOに頼っていると間違いなく時間切れでFailします。

同じく、ラボ試験本番中に上記のようにCCOを頼る事前提で勉強していてもFailするでしょう。その程度の楽観的な考えでラボ試験に挑んでも、試験内容の半分程度しか理解出来ずに殆ど何も持って帰れないです。

L2・IGP・BGP等のコアテクノロジー、またマルチキャストやIPv6等の設定方法は必ず事前にマスターしておくべきです。

では、どのような時にCCOを使うべきかというと、例えば以下のような場合です

  1. ASのregex等、単純に記憶する事が求められる内容
  2. IP Services, System Managementの範囲

1については、CCOをリファレンスの目的で作る事を意味します。ASのregexの各正規表現文字の意味なんて覚える必要はなく、一覧表さえあればよいわけです。

IP Services, System Managementの内容の殆どは浅いものであり、ラボ試験のタスクの指示内容もほぼ決まっている訳です。そんな時はCCOの何処に設定方法の記載があるか知っていたら、サクッと探してコマンドを確認すれば解決します。

重要なのは、「何処に知りたい情報が記載されているか」です。ラボ試験の中で探し始めるのでは間に合いません。

この記事では、私がラボ試験直前に覚えておいたCCOのページを紹介します。

はじめに、各IOSメニューの行き方

cisco.comにいきます。

Supportを選択

Cisco Systems, Inc 2015-07-14 21-27-39

 

IOSを選択

C1

 

参照したいIOSバージョンを選択(当例では15.5 M&T)

C2 C3

Configuration Guideを選択

DMVPM/IPSec

何故か、Securityらしい・・・

「Secure Connectivity Configuration Guide Library, Cisco IOS Release 15M&T  」

-Dynamic Multipoint VPN

真ん中の方にipsec周りのサンプルもあります。基本これをコピってisakmpの設定も出来上がりです。

C4

 

NHRP

実は、NHRPはDMVPMとは違う場所にあります。

まずは「Cisco IOS 15.5M&T」にいきます。

「IP Routing: Protocol-Independent Configuration Guide, Cisco IOS Release 15M&T  」

-Configuring NHRP

 

ASの正規表現

Terminalの正規表現と同じらしいです

同じく、「Cisco IOS 15.5M&T」にいきます。

「Terminal Services Configuration Guide, Cisco IOS Release 15M&T  」

-Regular Expressions

 

PPP関係

「12.4 Mainline」にいきます。

「Cisco IOS Dial Technologies Configuration Guide, Release 12.4」

Virtual Templateは「Configuring Virtual Template Interfaces」

Dialerとかは「PPP Configuration」

 

IRB関係

「12.2 Mainline」にいきます。

「Cisco IOS Bridging and IBM Networking Configuration Guide, Release 12.2 」

「Part1:Configuring Transparent Bridging」

-Configuring Integrated Routing and Bridging

 

終わり

PPPとかIRBとか普通は使わないものも出てくる事があります。そんなのいちいち覚える暇はないので、少なくともCCOのどこに記載があるかは把握しておきましょう。

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