昨日から話題になっている1660SのvBIOSを入れてみて、本当に37MH/sまでETHのハッシュレートが向上するかを試してみました。
実際にHiveOSで試してみました。
[追記]一応うまくいきました経緯
以前紹介したマイニングリグを譲った友人から、タイムリーな情報が流れてきました。
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なんか、ロシアのフォーラムですごい情報があった
その情報とは・・・
怪しいvBIOSをGTX 1660 Superに入れることで、ETHをマイニングした時にハッシュレートが向上する!
というものです。
GTX1660 SuperはOverclockしたとしても約31MH/sのハッシュレートです。それが37MH/sくらいまで向上するらしい。
で、友人がリスクを受け入れること前提で、vBIOSのアップデートに立ち会ってほしいらしい。
実際に試してみた
HiveOSのフォーラムにも情報が出てきたので、まとめると
- 対象はGTX1660 Super
- 現時点では「MSI」と「Palit」のvBIOSが存在する
- メモリブランドはHynixのみ対象のよう
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MSIのHynixメモリのGTX1660 Superがあります。
試して壊れても良いという前提で、HiveOSで試してみることにしました。
HiveOSでのvBIOSアップデートは簡単です。まずはバックアップを取得し(超重要)、その後にvBIOSアップデート作業に入ります。
HiveOSにvBIOSをアップロードします。
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こんな感じで「VBIOS ROM Storage」にローカル保存している怪しいvBIOSをアップロード。
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次に、対象のGTX1660Super(Hynix)に対して、アップロードしたvBIOSを指定。これで上記の画像のように「Preparing」となります。
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あとは「Flash cards」を押すだけ!
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こんな感じで「in progress」になって・・・
残念ながら「Fail」しました。
HiveOSのFail Statusを見ると以下のメッセージで失敗していることが確認できます。
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つまり、vBIOSが期待しているGPUのモデルじゃなかったからアップデート自体されなかったということですね。
どうやらMSIのGTX1660 Superは、シングルファンモデルとデュアルファンモデルが有るようです。
で、Subsystem IDから調べるに、今回のvBIOSは以下である必要があるようです。
ちなみに、今回我々が保有していたグラボは以下となります。
強制アップデートの選択もあったのですが、それは流石にブートしなくなる恐れがあるので、今回はやめておきました。
まとめ
どうやらベンダーとメモリだけではなく、モデル自体もピッタリマッチしないと使えないようです。
ただ、まだまだ昨日情報が出始めた段階なので、ネット上の有志がそれぞれのモデルに対応したvBIOSを作ってくれるかもしれません。
[追記]一応うまくいきました
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