NHKのまちかど情報室で取り上げられた、ミズノの「かけっこコーチンググッズ、ダッシュドライバー」をレビューします!
うちの息子の走りは速くなったのか!?
もうすぐ6歳の息子の運動会だから
うちの息子は6歳です。そして、来月の上旬に運動会があります。
でも、お世辞にもかけっこが速い方とは言えません。
家の近くに河川敷があるので、運動会の時期になると家族で河川敷に行ってかけっこの練習をします。でも、中々速くなりません。
個人的には1位を取るのは難しかったら仕方ないかなと思っています。でも、出来れば最下位でない方が嬉しいなと。
このブログで「ブリッジの練習方法」や「縄跳びの練習方法」を紹介してきましたが、かけっこはどうやったらうまくなるのか・・・
と、色々試行錯誤をしていたときに、この商品を見つけたのです。
出会いはNHKのまちかど情報室だった
2016年9月19日のコーナーです。
スポーツメーカーでは有名なミズノが出している、腕に取り付けるバンドのような製品です。ダッシュドライバーって言うらしい。
上のリンクを見てもらったら分りますが、評価もそれなりに高いです。
ミズノの広報担当者曰く「腕に付けて、早く走れるフォームで腕を動かすと、カチカチと安定した音がでる」らしい。
要するに足の筋肉を鍛えたりするツールではなく、速く走るコツを身体で覚える為の製品です。
なーるほど。とりあえずネタとしては面白そう。ということで、アマゾンでポチってみました。
到着!外観の紹介!
外箱
まずは外箱の紹介です。なんか子供のオモチャみたい!
正式名称は「ダッシュドライバーSP」らしいです。左上にはしっかりMizunoのロゴもプリントされています。
横にはダッシュドライバーの装着方法が図示されています。
後ろには、ダッシュドライバーを利用した効果的な走り方が書いています。この絵にある「サウンドシリンダー」ってのが、この製品の最も重要な要素です。速い走りに合った腕の振り方をすると、カンカンと音がするらしい。この腕の振り方を身につける為の器具です。
上部にはアームバンドとサウンドシリンダーの絵があります。
対象年齢は5歳〜小学校低学年までらしい。うちの息子は6歳なので、対象内です。
この対象年齢は「アームバンドの大きさ」が適用できるかがポイントのようです。
後述しますが、私の息子は6歳にも関わらず、大きすぎでした。。。
ダッシュドライバーSPの外観
では、実際に箱を開けてみましょう。
入っているのは、上記の本体と取扱説明書です。しっかりMiznoのロゴがプリントされています。見た目は思ったよりかっこいい。。。と思ったのは私だけでしょうか。
左右で色が違います。これは、小さな子供が左右間違って取り付けないようにする為の配慮だと思います。その辺はしっかり考えてるなと思いました。「右」「左」って書いてても、子供は分りづらいですからね。
この製品の最大のポイントである「サウンドシリンダー」は、左右のバンドのポケットに収納出来るようになっています。マジックテープで取り外す事も出来ます。かなりしっかりした作りで、子供が雑に扱っても破れる事はなさそう。
サウンドシリンダーを取り外してみました。通常のプラスチックの筒の中に、ビー玉のようなボールが入ってるぽい。中のボールは取り外せないのですが、重さ・振ってみた感じだと、まんまビー玉が中に入っている気がします。
これを左右に振ると「カンカン」(というか、カチカチ)という音がします。この音がするように腕を振ったら、結果的に速く走れるんですね!楽しみ!
取り外したサウンドシリンダーは、こんな感じで収納出来ます。
ダッシュドライバー自体は、非常に柔らかい素材で出来ています。また、少しゴムっぽい感じなので、汗でも簡単には外れないはずです。子供は大人よりも汗をかくのですが、この素材だったら大丈夫でしょう。
上記の箇所でサイズを調整する事が出来ます。
参考までに、取扱説明書を付与します。書いている事はシンプルです。このダッシュドライバーを手首よりも付け根に装着して、走る!
走った時に「サウンドシリンダー」がカンカン!とリズム良く音がしたらOK!
音が不規則だったり全くしなかったら、それは腕の振り方が間違っているということです。
実際に取り付けてみた!
実際6歳の息子に取り付けてみました。
上記で説明したのと装着箇所が違うのが分ると思います。実は、バンドがゆるゆるすぎて、写真の通りに装着するとすぐ外れてしまったのです。なので暫定的に写真のように装着してみました。
こんな感じでテープかゴムバンドで対応出来そうですが、もう少しバンドを細く調節できた方がよいと思います。5歳からを対象年齢にしているんだし。(うちの子供は6歳の中で腕が細い訳ではありません)
実際に河川敷で使ってみた結果
実際にダッシュドライバーを装着して、河川敷で走らせてみました。
・・確かに初めは全然音がしません。で、注意深く見てみると、私の息子は脇を締めて走っていませんでした。また、足に合わせて腕を振る事も出来ていませんでした。
この「音でうまくいってるかを知らせる」というアプローチは、子供には非常に有効です。言葉で言っても子供には中々通じません。言葉がわからない訳ではなく、頭の中でイメージできないんです。
でも、音だと分ります。うまくいっている時はカンカン音がするので、正しい腕の振り方を繰り返す事が出来ます。親が「OK!」とか「NG!」とか言ったら、どうしても動作が止まってしまいます。でも、自分の腕の音だったら、ペースを落とす事なく、腕の振り方を改善する事が出来ます。
ダッシュドライバーの構造はシンプルですが、よく思いついたと感心しました。
では、実際に走るのが速くなったか?
ですが
一日でも確実に効果がありました!
少なくとも私の息子は腕を振ると初回と比べ物にならないくらいカンカン音がします!それにほぼ比例して、走るのが速くなってるのが目に見えてわかりました。
子供の走り方を改善したい人にはオススメです
初めはこのシンプルな構造故に、正直なところ半信半疑だったのですが、確かに子供に腕の振る方を教えるのには非常に効果的だと感じました。
これで足の筋肉が付く訳ではありません。速く走る腕の振り方のコツがわかってくるだけです。
でも、それだけでも明らかにかけっこの速さは改善されました。子供の走る速さは、足の筋肉よりも身体全体の使い方が重要だと再認識させられました。
もし同様の悩みを感じているならば、一度試してみてはどうでしょうか。それ程高い物でもないですし。
追記:本日運動会があり、息子は無事1位を取りました!ダッシュドライバーだけが理由じゃないとは思いますが、素直に嬉しいです!!!
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