日本のVMWare Educationに失望。やはりVCIX-NVの有効期限はなかった。

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以前、「VCIX-NVは有効期限が実質2年らしい」という情報を共有しましたが、どうやらこれは間違いの様です。U.SのVMWare Learningに確認しました。

一方、日本のEducation部門はメールで問い合わせても一切返信がありませんでした。

これまでの経緯

経緯を説明します。

まず、VCIX-NVとは、VMWare社が認定する資格の一つです。VMWare社のネットワーク仮想化製品である「NSX」の実装が可能であることを認定するものです。

通常のベンダー資格は有効期限が設定されています。例えば、CCNAなら3年、CCIEなら2年という感じで。

VCIX-NVの下位資格はもともと有効期限がなかったのですが、今年になって有効期限が2年に設定されました。この辺の見解については以下の記事を参照してください。

私がVCIX-NVを取得した理由。それはVMWareの酷いポリシー変更から始まった。
恐らくVCIX-NVの内容をブログにするの私が日本初ではないでしょうか?少なくともググった所、VCP-NVについては情報がありましたがVCIX-NVは全くありませんでした。(2015年7月時点) 理由としては、去年発表されたばかりの資...

でも、VCIX-NVについては、特に有効期限はないと理解していました。vForum2015 Tokyoに行くまでは。

vForum2015 Tokyoの研修担当者に衝撃的な事実を聞いたのです。

VCP-NVが失効すると、VCIX-NVも失効する。つまり、VCIX-NVの有効期限は実質2年である

・・・と。
その辺の詳細は以下の記事を参照してください。

VCIX-NVも実質2年の有効期限があるそうです
個人的には、非常にショックな話です。 私はVCIX-NVは有効期限がないと思っていましたが、結局は実質有効期限が2年である事がわかりました。 今日はvForum 2015 Tokyoの感想を書こうと思っていたのですが、こっちの方...

日本のVMWare社に再度問い合わせてみた結果

上記の記事にも書きましたが、これはvForumの担当者に「その回答ってVMWareの正式な回答ですか?ブログに記載してもいいですか?」と何度か確認した結果です。

でも、やっぱり心配になったので、念のため日本のVMWare Education(japan-edu-certification@vmware.com)にメールしてみました。

結果ですが・・・ないです。

というのも、2週間たっても返信がない(笑)。別に失礼なメールはしていないのですが、一切返信が無し。

もちろん、現時点でも返信はないです。

USに問い合わせてみた結果

日本のVMWare社に問い合わせて10日ほど経ち、さすがにしびれを切らしてU.S側(certification@vmware.com)にメールしてみました。

結果・・・わずか1営業日でメールの返信が(笑)。今まで待っていた時間は何だったんだろう。

しかも、回答としては「VCP-NVが失効してもVCIX-NVは失効しない。有効のままだ。ただ、VCDX-NVにチャレンジするならVCP-NVが有効である必要がある」というもの。以下、USからの返信メールです。非常に丁寧で好感が持てますね。

Regarding your Case XXXXXX:

Currently only VCP certifications expire. You may recertify your VCP with a VCP level or higher certification. If you are VCP-NV and VCIX-NV certified only your VCP-NV can expire.

We invite you to follow this link to learn more about our Recertification policy: https://mylearn.vmware.com/

Thank you

vForumで言われた事と全然違う結果でした。(個人的には非常にありがたい結果ですが)

結論:日本のVMWareのEducationはアテにならなかった

正直、この結果は非常に驚くものでした。

vForumでの回答が間違っていた件については、まぁ一人の発言だから間違う事もあるかと思います。でも、その後の対応ですね。メールを見落としているのか、回答の仕方が分からないから無視されたのかはわかりませんが、返信が一切ないってのは会社としてどうなんでしょう。失望しました・・・

一方、U.Sの部門は流石と言ったところでしょうか。返信も超高速でしたし、メールの内容も非常にわかりやすく丁寧でした。

ちなみに、上では省略しましたが、実は回答の正確性を確認したかったので、USには2回問い合わせました。で、2回とも1営業日以内に返信が来ました(USの担当者さん、本当にありがとうございます)。

ここまで差があったら「日本のVMWare社のEducation部門って存在意義あるの?」と疑問に思ってしまいますね。

何度もフォローできるチャンスがあったのに自分自身でチャンスをふいにしてる訳ですから、救いようがない・・・

とりあえず、日本に送った問い合わせメールの返信は今後もなさそうなので、追加でメールするのはやめときます。

また、これ以上この話題を出すとこっちがクレーマーだと誤解されるのも嫌なので、この記事で終わりにします。(実は色々他にも言いたいことはありますが・・・)

てな訳で、VMWareの情報で確実なことが知りたい人は、USに直接問い合わせることを強くお勧めします。

[vmware1]

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