先週末、息子と遊びながら妖怪メダルで色々検証をしていました。色んな音声を再現出来たのですが、一番簡単なものを紹介します。
妖怪メダルの音声を出す仕組みに付いて
これは、妖怪ウオッチとメダルを持っている人は気づいていると思いますが、メダルの裏に仕組みがあります。QRコードは再生される音声に一切関係がありません。裏にある凹凸がどのキャラクターの音声を再生させるかを識別しています。
つまり、この凸凹はキャラクター毎に一意(ユニーク)になっているので、他のメダルでも同じ凹凸を再現させれば、そのキャラクターの音声を再生する事が出来ます。
以前紹介した仮面ライダーゴーストのガンガンセイバーと同じといえば同じですね。ITっぽく言えば、なんらかの仕組みがフラグになっていて、その条件が合えば何らかの仕組みが発動する訳です。ゴーストドライバーのアイコンも同じですね。
でも、ガンガンセイバー等と違ってメダルは再現が非常に難しいです。まず、音声を決定する妖怪ウオッチ本体側のスイッチがプラスチックの中にあるので、爪楊枝などで正確に押し込む事が出来ない。また、仮にこのプラスチックを取り外してスイッチを正確に押せたとしても、メダルをスライドさせる動的な動作を正確に再現させる必要がある。これが、最も難しい。
と言う訳で、私は半分この「特定のメダルで違うキャラクターの音声を再現させる」ことを諦めていました。
でも、よく考えたら(よく考えなくても)メダル側に細工した方が簡単だと思ったのです。確かに、メダル側は既にいくつか凹凸があるので、再現出来る内容は限られていますが、メダル側に凹凸を増やすだけだとスイッチを押すタイミングや、時計側への細工は不要なので、リスクも限定されます(こんな真面目ではなく、単純に壊したら子供が泣くので)。
で、実際に色んなメダルを試して、実際にうまくいきました。なので、興味がある方は是非メダルの後ろの凹凸を増やしてみてください。
増やし方は色々あると思いますが、私がやった方法を紹介します。
エンマ大王メダルでぬらりひょんを再現します
実践を紹介した方が分かりやすいと思いますので、今回は現在公開している映画映画『映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!』で貰える「エンマ大王メダル」で「ぬらりひょん」の音声を再現してみます。
なぜ、このメダルを選んだかですが、映画を見た方は必ず貰っているはずなので、家にころがっている確立が高いかと思ったので。しかも、映画での主要キャラクターであるぬらりひょんの音声が簡単に再現出来るので親和性が高いと思ったので。
では、メダルを裏返してみましょう。
QRコードの上にいくつか凹凸があるのがわかりますよね。この凹凸の種類によって妖怪ウオッチ側で「どの妖怪メダルが挿入されたか」を識別しています。なので、みなさんの持っているエンマ大王の妖怪メダルも全く同じ凹凸の組み合わせになっているはずです。
ではぬらりひょんの組み合わせですが、ちょうど下から2番目の組み合わせに対して、少し左寄りに出っ張りを増やせば良いです。
で、出っ張りの増やし方ですが、以下のようにマスキングテープ等で少し出っ張りを追加すればよいです。
粘度やガムテやセロテープなど、色々試行錯誤しましたが、結局はこのに落ち着きました。
粘度だと時計の中に入ってしまうリスクがありますし、ガムテやセロテープだと細かい細工がしづらいので。私はたまたま上記のマスキングテープがありましたので使っていますが、別にこれじゃないとダメって訳ではありません。でも、上記くらいの幅のテープが一番簡単です。
後は、いつも通り、妖怪ウオッチにメダルを入れるだけです、成功すればエンマ大王ではなくぬらりひょんの音声が再生されたはずです。慣れたら他のメダルで色々試すのも簡単なはずです。コツさえ掴めれば誰でもできます。
子供との暇つぶしにもなりますので、是非試してみてください。子供は素直に喜びますよ!
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