昨日発表されたアマゾンプライムフォトについて、早速昨日レビューしてみました。
無制限利用可能とiPhoneから自動的に画像をアップロードできる点に魅力を感じて、昨日から色々使ってみたのですが、結構改善してほしい点などが見つかったので感想を紹介します。
結論から言うと、私の利用方法だとプライムフォトだけだと、どうしても不都合が出てしまいます。
iPhoneからの自動アップロードはアプリ起動が必須？
私がプライムフォトで最もうれしいと感じた機能の一つが「iPhoneで撮った写真を自動でプライムフォトのストレージサービスにアップロードしてくれること」です。
昨日のレビューでも書きましたが、私のiPhone6は16GBのローカル容量しかありません。これは元々メインで使うモバイルデバイスを128GBの容量があるiPodTouch第6世代にしていたからです。
でも、やはり2台持ちは面倒くさいので、できればiPhone6だけ持ち歩く運用方法に変えたいと思っていました（2台持ちの方が1台がバッテリー切れでも暫定的にもう1台で凌げるなどのメリットはありますが、やはり1台持ちの便利さの方が上回っていると感じ始めていました。）
ただ、私は出先や旅行先などで子供の写真をよく撮ります。基本的にスマホで手軽に撮りたい派です。16GBだとさすがにその用途としては厳しいです。
プライムフォトならクラウドに自動的にアップロードしてくれるなら、本当に気に入っている写真以外はiPhoneのスマホのローカルから削除できるので16GBでも問題ないかなと期待したのです。
これまでも写真とクラウドの連携をしていなかったわけではありません。iPhoneだと無料で利用できる「マイフォトストリーム」を利用していました。でも、これだと30日間の保存期限などの制約が色々あるので、あくまでも補助的な役割として使っていました。
プライムフォトが「マイフォトストリーム」と同程度の使い勝手だったら、マイフォトストリームの使用をやめて、プライムフォト一本化ができると思ったんです。
でも、残念ながら現時点だとマイフォトストリームの方が使い勝手がいいと感じました。理由は、iPhoneのカメラで写真を撮った時の同期のタイミングです。
マイフォトストリームの場合は、写真を撮ったらすぐに（Wi-Fiがつながっていたら）アップロードが始まります。プライムフォトは、写真を撮った後「Amazon Photo」アプリを起動したタイミングで動機が開始されるっぽいです。
つまり、マイフォトストリームだと写真をアップロードすることを私は一切意識する必要がありませんでした。一方、プライムフォトの場合は「写真をアップロードする」という行為を自分が意識して行動に移す必要がある。作業自体は一瞬で終わるのですが、気づけばアップロードが完了しているのと、自分で考えてアップロードするのだと全然違います。
これは、「Amazon Photo」がAmazon独自のアプリなので仕方ないのかもしれません。でも、やっぱりアップロード忘れとかは起こりそうですね。生活の中で頻繁に行う作業なので、地味に効いてきます・・
MacのAmazon Photoアプリがしょぼい
こちらは私の使い方では致命的です。
私は今まで「マイフォトストリーム」と自宅のMacBookAirのiPhotoとを自動連携していました。その為、例えばブログにのせる写真を撮るときに、以下のような作業が実現できていました。
- iPodTouchでブログにのせる写真を撮る
- 自動でマイフォトストリームにアップロードされる
- MacBookAirを開くと、自動でiPhotoに写真がダウンロードされる
- 写真をFinderに移動させてブログにポストする
上記の「2」と「3」は自動的に行われます。特に「3」が自動で行われるのは本当に便利でした。
で、アマゾンプライムフォトでも同じことが出来たらいいなと思ったのです。
でも、残念ながら現時点ではそんな便利なアプリはMac側で提供されていないようです。
あるのは、ブラウザから写真をダウンロードするのと同じ程度のアプリだけ。つまり、ここでも自分が意識して写真を選んでダウンロードするという工程が発生します。マイフォトストリームの方が生産性の観点だと圧倒的に上です。
せめて、Macの特定のフォルダとプライムフォトを自動的に同期してくれるアプリがあればうれしいのですが。
結論：私の利用方法だとプライムフォト一本化は無理かも
とりあえず1日使ってみた感想としては、上記2つが改善されないと（特に2つ目）、私としてはプライムフォトだけで運用していくのは厳しそうです。
もちろん、私の使い方はかなり特殊なので全ての人には当てはまらないと思いますが（中にはシンプルに写真のオンラインストレージとして利用する人もいるでしょうし）、同じ利用シーンを考えている方は参考にしていただければと。
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