情報処理推進機構(IPA)が発表した情報処理安全確保支援士は維持費に15万円かかるとか。。。
これだからローカル資格は、、って言われるんですよ。
情報処理安全確保支援士とは?
IPAが2016年10月24日に発表した国家資格の一つです。
これを持っていると、セキュリティの分野でそれなりの知識を保有していると認められるらしい。
まぁ、先日私が合格したCISSPの日本版って感じでしょう。
維持に3年で15万円!?
この情報を見た瞬間に、私は正直「絶対流行らないな」と思いました。
この話、CISSPに合格したから、記事にする資格、、あるよね(笑)
これが既に一般的に広く認知されている資格なら、まだ解ります。
つまり、15万円を払ってでも維持する価値がある事が実証されているのなら、全く問題ない。
投資に対するリターンの方が多ければ、全く問題ない。
でも、この資格、出来たばかりですよ?認知度も当然低いし、本当に将来にわたって取得した個人に対してメリットがあるかなんて完全に未知数。
それなのに、最初から年間5万円も費用がかかるって、客観的に見ると狂ってるとしか思えません。
私が合格したCISSPは3年で25,000円程度
CISSPの場合、年間85ドル、つまり8,500円の維持費になります。
つまり、3年で2万5千円くらいです。
正直、私は2万5千円でも、個人に取っては高いと思っています。維持費よりも、個人の継続したスキルアップの方が重要だと思うので。
それでも、情報処理安全確保支援士の1/6程度の費用で済みます。
いかに情報処理安全確保支援士の維持費が馬鹿らしい程高いかが分りますね。
グローバルでは「何それ?」資格になると思う
IPAがどんどん推していくのであれば、日本国内ではそれなりの知名度になるかもしれません。セキュリティ案件のRPFに記載されるようになるかもしれません(まだまだ時間はかかるでしょうが)
でも、間違いなくグローバルでは「情報処理安全確保支援士、ナンデスカー?」と言われるかと。
まぁ、これを言ってしまったら、国家資格そのものを否定することになりそうですが、、。(決してそんなつもりはありません)
情報処理安全確保支援士とるなら、CISSPとかCISAの方がいいんじゃない?
これが結論です。
CISSPとかCISAの方がランニングコストが少なくて済む。
さらに(少なくとも現時点では)知名度が高い。そして、今後も同様だと思われる。
さらにさらに、グローバルでの評価は、CISSPやCISAの方が圧倒的に高い。そして、今後も同様だと思われる。
情報処理安全確保支援士を取得するメリットが現段階では思いつきません。(社命で取れと言われたとか、ミクロなレベルは置いといて)
IPAの新たなドル箱としか捉えられないんですよね・・・
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