前回紹介した「Raspberry pi 4でGPS(GPIO)を使用する方法」にアンテナを追加してみました。
かなり感度がよくなり、屋内でも窓際だとGPSデータをギリギリ取得できるレベルに改善しました。
Raspberry pi 4に装着したGPSの感度が微妙・・・
前回Raspberry pi 4にGPSアンテナを実装しました。
使用したGPSモジュールはこちらです。
このRaspberry Pi4とGPSの組み合わせ、Pythonコードを用いてGPSデータを加工したりGoogleMapにプロットしたり、かなり活用しているのですが、1点不満な点がありました。
GPSデータ受信の感度が微妙。
これは事前の調査でわかっていたのですが、アンテナが基盤に直接埋め込まれている状態なので、アンテナだけ個別に移動できないのです。なので屋内でデータの受信ができないのはもちろん、外でもデータの受信開始に時間がかかる。
受信再開までに5分くらいかかることもあり、若干ストレスを感じていました。
そこで、GPS感度を改善できないか調べていると、以下のアンテナを発見。
値段もお手頃だったので、試しに購入してみることにしました。
外観の紹介
フラストフリーパッケージで到着。
外袋を開けてみました。丁寧にプチプチで包装されています。
更にプチプチを開けてみました。
付属品は以下の通り。
- GPSアンテナ(本体)
- SMA端子からの変換ケーブル
GPSアンテナ本体はSMA端子で繋ぐものですが、Raspberry pi 4用に購入したGPSモジュールとは直接接続できません。
なので、この付属のケーブルと接続して使用します。赤色のはキャップです。このキャップを外すとSMAのメスが登場します。
こっちをGPSモジュールに装着します。
実際に接続してみた
まずは物理的に接続してみます。
まずは赤いキャップを外す。
購入したアンテナと連結させる。
最後にGPSモジュールに接続する。簡単に終わりました。
実際に使ってみた
上記の物理的な配線だけで使えてるっぽいです。実際に外に出て「GPSアンテナが繋がってる状態」と「GPSアンテナを外した場合」でgpsmonの計測を行いましたが、GPSアンテナが繋がってる状態のほうが圧倒的に感度が高かった。
更に、これまでは屋内では一切GPSデータを掴まなかったのですが、GPSアンテナを窓際に置いてみると(かなり弱いけど)経緯度の取得ができました。
GPSアンテナには磁石が入っているっぽくて、窓の鉄の部分にくっつけることが出来るのもポイント高かったです。
まとめ
今回紹介したGPSアンテナはこちら。
・waves GPS 外付けアンテナ 線長3m 防水 IP65 SMA端子 IPX(uFL)変換ケーブル付属
構成したRaspberry pi 4とGPSモジュールの環境でも問題なく使用できました。また、GPS感度も大幅にアップした感触があり、コスパが非常に良い製品だと感じました。
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