ニンテンドークラシックミニ(ファミコン)を購入したのでレビューします。
小さなお子さんがいる家庭では絶対に楽しめますよ!
アマゾンのコメントが購入のきっかけだった
去年から発売しているニンテンドークラシックミニ(以下、ファミコンミニ)。
手のひらサイズで昔のゲームが楽しめるってことで、現在は品薄になってるくらい人気な商品です。
でも、20年以上前のゲームをやっても面白いのか?と疑問に思う方も多いかと。事実、私も当初は全く興味を持てなかったので。(というか私自身ゲームはそれ程やらないので)
でも、以下のアマゾンのコメントを見て、一気に欲しくなりました。(引用的に問題があれば指摘して下さい)
中学生だった頃、若気の至りで親の財布からお金を盗った事があった。最初は100円から始まり、徐々に金額が大きくなっていき一万円札を盗った所で親にバレた。これから自分の身に起こるであろう恐怖でどうしたらいいかわからず、衝動的に家を出た。人生初の家出は行く宛も無く、いつも通ってるゲーセンに行って現実逃避にゲームをしているとすぐに母親が来て連れ戻された。わずか二時間弱の家出だった。
家に帰ると父親が待っていて僕は凄く怒られる、もしかしたらこの家にいられないかもしれないと震えていると父親は「ファミコンやるか」と言った。当時、ファミコンに興味の無かった父親だがドクターマリオだけは面白かったらしく僕とよく対戦していたのだ。 僕はなんともいえない気持ちでコントローラーを取りドクターマリオを始めた。いつもと変わらないファミコンならではの単調な音楽が少し心を落ち着かせてくれたけどコントローラーを持つ手は震えていた。二回か三回目の対戦中、父親はポツリと「もう金を取るようなまねすんな」と寂しそうに言った。怒るのではなく心底寂しそうに言った。僕はその時、事の重大さを自覚して、ごめんなさいと言うだけで精いっぱいだった。それから二十年以上の歳月が過ぎ、私は息子とドクターマリオをやっている。ファミコンミニの30本あるタイトルで息子が気にいったのはドクターマリオだった。父ちゃんはどうしてそんなに上手いの?と聞く息子に私は意味深にニヤリと笑って、キャリアの差だよと答えた。キャリアって何だ?という息子の顔を見ながら、そんな昔話を思いだした。
このコメントを拝見し、「私も同じ時代があったな・・・」と思い出に浸りました。
私が初めて買ってもらったゲーム機は「ツインファミコン」ってファミコンでした。当時はディスクシステムってのがあって、普通のファミコンカートリッジとディスク両方遊べるファミコンがあったんです。
私の祖母がそのゲーム機を買ってくれました。数十年たった今でも強く印象に残っています。そのゲーム機で始めに遊んだゲームは「スーパーマリオ2」でした。知る人ぞ知る難易度の高いゲームですね。
祖母は孫のために買ってあげたい。ゲーム機の事は知らないからお店の人に聞いたりしたんだろうな。とか、色々考えちゃいました。もう死んじゃいましたけどね。
そうです。このゲーム機は、ゲームそのものを楽しむ事が目的ではなく、息子・既に年老いた自分の親・妻の子供時代など、色んな思い出話をするきっかけになる素晴らしいアイテムだ、と。
これを買って、息子と遊んでみたい。
どこに行っても品切れ・・だったのが!
歩いて数分圏内のお店には色々行ったのですが、想定通り品切れでした。
世の中甘くないなぁ・・・と思ってたのですが・・・
なんと!イオンにいってみると!
奇跡だ・・・売っている!
という訳で、速攻購入してきました。
ちなみにポケモンGO Plusも普通に置いてました。こちらは品切れ時代は終わったっぽいですね。
早速開封してみた!外観の紹介
まずはお決まりの外観紹介です。
外箱はこんな感じ。昔のファミコンとそっくりです。上記に書いた通り、私が最初に買ってもらったゲーム機はツインファミコンですが、小学4年生でアメリカに行く時に上とそっくりなファミコンも追加購入した記憶があります。
このシルバーのバックグラウンドも昔と同じですね。懐かしすぎる!
昔と違ってHDMIケーブルでテレビに接続します。
注意事項です。上記の写真に書いていますが、電源用のアダプタは入っていません。
後述しますが、iPhoneなどのUSBアダプタがあれば、追加購入不要です。アダプタがセットで販売されているモデルもありますが、最近はUSBアダプタは家に転がっていますからね。
側面の写真がこちら。右側にファミコンとカートリッジの写真がありますが、このファミコンには既に30以上のゲームが入っていて、カートリッジには入れません。
でも、昔のファミコンってまさに同じ写真がのってましたよね!良い演出してます。
後ろには、入っているゲームが紹介されています。マリオ1は当然入ってます。
ゼルダの伝説・・・これ、ディスクシステムだったんですよ。私が購入してもらった2つめのゲームだった気がする。
当時はネットがなかったから、情報源は主に攻略本でしたね。最近は攻略本って売れないのかな。
ドクターマリオも入っています。私がドクターマリオをやったのは、ゲームボーイが発売されてからです。私の母もハマっていた覚えがあります。私の母はゲームが大好きで、私を寝かした後もひたすらやっていました。
思えば小学から大学まで、真面目に勉強をやった記憶が殆どありません。友達とゲームをやったり、ひたすら遊んでいました。勉強が楽しいと感じはじめたのは社会人になってからです。子供の頃にゲームをやりつくしたから、社会人になって勉強に比重を置けたのかも。そう思ったら、CCIEやCISSPに集中出来たのも、過去にゲームをやったお陰かもしれません(笑)
箱を開けてみました。取扱説明書が見えますね。
下には、丁寧に梱包されているファミコンミニが!
取り出してみました。付属品は以下の通りです。
- 本体
- 取扱説明書
- HDMIケーブル 1.5m
- 電源用USBケーブル 1.5m
何度も言いますが、USBケーブルは付属しているけど、コンセントに接続する為のUSBアダプタがありません。最近の家には沢山転がっているからって計らいでしょう。その分コスト削減。
HDMIケーブルは1.5mなので短いです。誤算だったのが(当然ですが)ファミコンのコントローラーって有線なんですよね、wiiとかと違って。
なので、最近の大画面テレビでプレイする為には、少し後ろに下がる必要があるのに、ケーブルの長さが短いから苦労します。長めのHDMIケーブルを追加で手に入れた方がいいかもです。
これが本体。小さいですね!実際に使うのは左の電源ボタンと右のリセットボタン。
これが1コントローラー。昔とそっくりです。厳密には新バージョンのファミコンと同じです。初代ファミコンはボタンがゴムで出来ていて壊れやすかったですよね。友達の家にありました。
これが2コントローラー。マイクもしっかりついてます。ドラえもんのゲームとかで使いましたよね!
これが後ろです。HDMIケーブルと電源用のUSBを挿入するインターフェースがあります。
これがUSBケーブルです。使用後はACアダプターから抜けって書いてる。
早速プレイしてみた!
外観の紹介はこのくらいにして、早速プレイしてみました!
こんな感じでiPhoneのUSBアダプターと接続し、コンセントに差してみました。
あとはテレビとHDMIで接続し、昔懐かしの電源ボタンを押すと・・・
こんな感じでマリオをプレイすることができます!
あとは、ゲームを楽しむだけです。
ちなみに、ゲームのグラフィックや難易度は、昔のままです。なので、マリオはコンティニューはないし、死んだら初めからです。
しかし、昔と違うところとして、プレイ中の状態をメモリに保存する事が可能です。なので、難しい面の直前に保存すれば、何度でもやり直す事が可能。
グラディウスの有名な裏技は使えるのか?
実際に裏技も移植されているのか、確認したくなったのでやってみました。
画像が悪くてすいません。裏技で一番有名なのは、やはり「グラディウス」ですね。
この状態で一時停止して・・・
上上下下左右左右BA・・・!
おぉぉぉ!完璧です!
パパ!すごいね!何で知ってるの!?
とか言われました(笑)。それは昔遊びまくったからですよ・・・あぁぁ懐かしい。
最高。楽しい。懐かしい。30代は買って損しないよ!
今度帰郷する時は、持って帰ろうと思っています。小さいので簡単にもって帰れそう。
カセットが大量にかさばることもありませんし、iPhoneのUSBアダプタも問題なく使う事が出来ました。
昔の良き時代を思い出す事が出来ます。友達と熱中したあの頃。宿題をしなければいけないのに、ついもう一回・・・・とやって、母に怒られたあの頃。
全てが懐かしい。あの頃は、まさか自分がCCIEやCISSPにチャレンジするとは思ってなかったな(笑)
テクノロジーは進歩して、色々便利になったけど、多分、自分の息子も昔の私と同じ事で悩んでたりしてるんだろうなぁ・・・
とか、色々考えさせられる。
任天堂、ありがとう。このゲーム機を生み出してくれて。これからも応援してます。日本の誇りです。
(蛇足ですが、私はお礼をこめて、任天堂株を10年間持っています。これからも売るつもりはありません。)
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