最近シックスパッドネタばかりですいません。
今回はAbsFit2で初搭載された「スマホアプリとの連携」について、詳細をレビューします。
「スマホアプリとの連携」ネタの詳細は、まだ誰も記事にしていないっぽいので、少し気合いが入りますね(笑)
結論から言うと、現時点のアプリで出来る事は限られており、殆どの人がガッカリするのでは?と思います。
第二世代シックスパッドはスマホから操作できる
シックスパッドがIoTに対応!
これが、販売元(MTG)のHPでの売り文句です。
IoT!!
と聞くと「なんか、スマホで凄いことが出来るんじゃね!?」と思ってしまうのですが・・・
単に「レベルの上げ・下げ」と「使用の記録みたいなもの」が出来るくらいです。電源のONもできません。
IoTではありません。Internetには一切絡みません。
今回は「アプリのダウンロード」から「実際に操作してみた結果」までを、画面キャプチャ含めて紹介していきます。
アプリのダウンロード
私はアンドロイドとiPhone両方持っていますが、とりあえず今回はiPhoneアプリを試してみました。
アプリの説明書はAbsFit2に含まれていません(含まれてないはず)。以下の紙が1枚あるだけでした。
上記のQRコードにアクセスすると、アンドロイドとiPhoneのアプリのリンクが登場しました。
iPhoneのアプリのリンクをiPhone上からタップすると、いつものアプリを入手するiTunes Storeにリダイレクトされます。
上記のアプリです。当然ですが、無料です。パッと見た感じ、評価が非常に低いのが気になります・・・
とはいえ、このアプリをインストールしないと始まらないので、「入手」を選択。
通常のアプリと同様、ダウンロードが完了すると「開く」が表示されるので、これをクリック。
するとSIXPAD専用アプリが起動します。
アプリの起動からシックスパッド設定まで
ログイン画面!
新規登録したらネット上のSIXPAD利用者とコミュニケーションが出来たりするのか!?と期待するのですが、残念ながらそんな機能はありません。ぶっちゃけ、登録せずにトレーニングするのとそれ程変わりません。
なんでそんな事が言えるかと言うと、私は初めは「登録せずにトレーニングする」を選択したからです。今回もその流れでいきますね。
次に、上記の画面になるので「TRAINING」をタップします。
これからお前のシックスパッドと連携するけどOK?って画面が出てきます。
この「デバイスを認識する」をタップする前に本体の電源をONにしておいた方が無難っぽい。
当然ONにするのは手動です。スマホからはできません。
こんな感じの「デバイスと接続しています」画面が表示されて数秒経つと・・・
はい、普通のBluetoothのペアリングメッセージが表示されるので「ペアリング」をクリック。
すると、「装着が確認出来ました」画面が表示されます。
ここでOKを押すと、次にシックスパッドの強度(レベル)設定を行います。
私はAbsFit2(腹筋)しか持っていないので、「Abs」をタップすると・・・
こんな画面が表示されるので、ここでレベルを設定する事が出来ます。
ここで、残念なお知らせです。
上記の画面だと
「一気にレベル20にしたかったら、01から20まで指をすいーーっとスライドすればOKね!」
って思いますよね?
ダメなんですよ!
結局中央の「+」ボタンを20回押す必要があるんです!
それって、結局、本体のボタンを20回押すのと同じじゃん・・・・
とりあえず「中央の+を9回押して」レベル10でやってみる事にしました。レベルを変えると、このタイミングでシックスパッドが動作して、強度の感覚を教えてくれます。これは良いアイデアですね。
終わったら「OK」をタップ。
レベルが10に設定されたのを確認し「START TRAINING」をタップ。
これで、初めてシックスパッドを利用する事が出来ます。
デバイスの認識までは毎回やる必要あり!
これ、非常にがっかりしたポイントです。
デバイス認識までは初回のみの操作ではありません。ペアリングは一回きりでいいのですが
- アプリを起動
- 「TRAINING」をタップ
- これからお前のシックスパッドと連携するけどOK?って画面で「デバイスを認識する」をタップ
- 本体の電源をON
- デバイスを認識しています・・・認識出来ました(10秒くらいかかる)
- 「OK」を押す
このステップを毎回利用する時に行う必要があります。
・・・AbsFit1の時みたいに本体の電源ONだけの方が簡単だしスグに利用出来るじゃん!
この時点でテンションだだ下がりです。
一つ救いなのは、レベルは前回設定した値を自動的に覚えてくれているみたい。でも少しでも変えるときは結局ボタンを押す感じで設定するんですよね・・・
TRAINING開始
気を取り直して、先ほどの続きを解説します。
「START TRAINING」をタップすると、いきなりシックスパッドが動き出します。(いきなりってのはいい意味でです。てか、アプリを起動した瞬間にトレーニング開始するくらいの効率を求めてるんですよね、本来は)
こんな感じのかっちょいい画面が表示されます。上に残り時間が表示されて、アナログと系みたいに経過がビジュアル化されています。
・・・と言っても、基本的に出来る事はそれだけです。。
試しに、中央をタップしてみましょう。
すると、初回設定時と同じような「レベル設定」画面が表示されます。試しに「Abs LV10」をタップすると。
先ほどと同じレベル調整画面が表示されます。ここで「+を5回押して」レベルを15にしてみました。
「OK」を押した時点で、一気に強度が上がりました。レベル15でも相当な強度です・・・
今回はアプリの紹介なので、強度については割愛します。興味がある方は以下を参考にして下さい。
後出来る事は・・・左下の「一時停止」ボタンくらいです。これをタップしてみると・・・
こんな感じで一時停止されます。「トレーニングを続ける」をタップすると、再度シックスパッドが先ほどの時点から再開されます。
はい、出来る事はこれだけです。
音楽プレーヤーが内蔵されているとか、現在世界中でXX人が使ってるとか、そういうIoTっぽいことは
一切ございません!
TRAININGが終了したら・・・
そんなこんなで23分が終わったら、普通にシックスパッドを利用しているのと同じように終了です。
終わったら、なんか偉い人が「よく頑張ったね!」と褒めてくれます。
以上・・・
ちなみに、ユーザー登録したら
こんな感じで新規ユーザー登録をして利用したらどうなるのでしょうか?
結論から言うと、登録しても登録しなくても出来る事は殆ど変わりません。
なぜ「殆ど」と言ったかと言うと、本当に違いが解らないんです。別に他のユーザーとコミュニケーション出来る訳でもないし、AIが最適なプログラムを判断してくれる訳でもない。
当然、体調に合ったプログラムが自動的に選択される訳でもない(そもそもプログラムは一つです)
まとめ。スマホアプリに期待してはいけない
これは、IoTじゃあありません。
Internet of ThingsのInternetのメリットはどこに行ったのでしょう?
これだと、Bluetoothヘッドセットとやってる事は変わりありません。
まとめです。(間違ってたら訂正して下さい)
出来る事:
- バッテリー残量の確認
- レベルの上げ下げ(ボタン式)
- 残り時間の確認
- なんか、腹筋が動いてるっぽい動画
出来ない事:
- 電源のON/OFF(結局本体の操作が必要)
- 強度をスライダー等で簡単に変更
- インターネットに接続して素晴らしい事は一切できない
- 簡単にシックスパッドを利用する事はできない
正直、AbsFit1の時と同様にスマホを使わない方が100倍簡単に利用出来ます。
なので、スマホアプリを期待して購入しない方がいいです。
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