VCIX-NV(VMWare)受験記(受験一回目)

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VCIX-NVの受験1回目の経験を紹介します。

VCIX-NVの試験そのものの情報や、受験方法などは以下を参照してください。

VCIX-NV(VMWare)受験記(事前準備編)
VCIX-NV(VMWare)の受験記が日本のサイトで中々見つからなかったので、チャレンジしている人へ少しでも参考になればと思い、記事を書いてみました。 私はこの試験に一度落ちて、結果的に2回目で合格しています。今回の記事は私の受験記...

Pearsonから予約

上記記事のとおり、オンラインでPearson Vue Advanced経由から試験予約をする。

そこで、VCPやCCNAなどの資格と比べて、受験できるセンターが圧倒的に少ないことに気付く。VCAPとかのリモートで実機を触る試験も同じなのかな?とか思いながら、いつも試験の度に行っている秋葉原のテストセンターが対象になっていたので、そちらを指定。

試験前日

HOLで、最後の予習をする。

公式サイトのVCIX-NV試験紹介PDFを見ると、試験自体は18セクションに分かれているとのこと。

CCIEと同じく時間管理が重要な試験になりそう。たとえば、他のセクションに進むために必須ではない機能については飛ばしてしまうとか、分からない問題に対する見切りも必要だろうと。

合格のスコアは500点満点で300点。ということは、問題の点数が平準化されているとして6/10取れたらいいということか。つまり、18セクションの内13セクション位を自信持って解くことが出来たら、まずは安全圏っぽい。

嬉しいのは、Partial Point(部分点)も与えられるという事。CCIEだと完全にCiscoの期待している回答が出来ていないと、一切加点されませんからね。

テスト時間は255分!つまり、約4時間です!これが時間的に十分かは実際に受けてみないとわからないけど、「トイレはいけるのか?」「飲み物は持ち込めるのか?」とか不安がよぎる。。

試験当日

センターに試験開始の30分前に到着。

受付を済ませて、早めに開始できないか聞いてみたのですが「リモートの環境がアサインされる時間が決まってるので、早めの開始は不可」とのこと。CCNAなどの選択形式だけの試験だと早めに開始させてもらったりできたんですけどね、これは仕方ないでしょう。

開始の時間5分前に、受付のお姉さんに呼ばれて、テスト部屋に入りました。簡単なアンケート(もちろん英語)に答えて、いざテスト開始!

・・・難しいw

NDAに抵触しない範囲で書くのですが、まず環境へのアクセスの説明がわかりずらい。そして、海外のブログでいくつか報告があったとおり、レイテンシがひどい。

そもそも、まずは環境へアクセスする方法を把握する段階でかなりの時間を消耗しました。で、環境にアクセス出来た後も、遅延がひどいので、環境に対してダブルクリックしたつもりでもシングルクリックになったりする。てな感じで、スキルとは違うところで無駄に時間を消耗してしまう。

テストの内容自体も、英語がかなり要求されます。「英語のテストだから当たり前だろ!」って意味ではなく、言い回しとか、それなりに英語の「意味合い」がわからないと、何をしたらいいのかがわからないと思います。この視点だと、間違いなくCCIEよりも難しい。

また、開始して2割くらい問題を解き終わったところで、どうやってもうまくいかない箇所に遭遇しました。実は、未だに原因がわかりません(実環境で再現させようと思っても再現できない)。結局その問題解決に2時間以上費やしてしまった。この時点で合格は諦めました。

2時間くらい画面とにらめっこした後にトイレ休憩に行きました。さすがに喉が渇いたので受付のお姉さんに飲み物買っていいか聞いたのですが、なんと不可とのこと!

つまり、4時間飲まず食わずを覚悟しないといけません。実はこれがこのテストの一番つらいポイントかも。。。思いっきり体力消耗します。

戻って再度画面と格闘。ほとんど諦めていたけど、最後まで力を出し切ろうと、回答できるセクションからやっていく。でも、時間が過ぎるのが本当に早い。焦ったら設定ミスをする。ミスをリカバリしようとしても遅延がひどいので、なかなか修正できない。という悪循環。

残りの20分くらいは完全に合格を諦めて、次回の受験に備えて、残りの問題を全部読んで記憶することにすべての集中力を使いました。

てな感じで、完全消化不良でタイムアップ。

CCNAやVCP等のテストは、試験が終了した直後に合否がわかって受付のお姉さんの表情が変化するのですが、この試験は終わって数週間後に結果がVMWareからくるそう。

でも、試験が終了した時点で、どれだけ甘く自己採点しても部分点入れても200点くらいしかないと分かり切っていたので、今回の合格は諦めていました。

諦めていたのと、悔しいのは別の話で、正直今年一番悔しかったです。しかも、自分の知識が及ばなかったことの不合格だったら全然納得できるのですが、全く原因がわからない対応できない箇所があって、それが致命的な減点になると分かっていたので。どちらかというと理不尽さに怒りを感じていました。

結果の受信:想定通り不合格

結果は予想以上に早く来ました。数週間かかると思っていたのに、当日の数時間後にVMWareから結果PDF付のメールが。

結果は、予想通り不合格。自己採点とほぼ同様の点数でした。

5万円ほどが飛んで行った瞬間でした。

CCIEラボも一発合格したのに・・・とぶつける先がない怒りが再度こみあげてきました・・・

次回に向けての戦略再調整

で、その時点で次回の受験をいつやるかという判断が発生したのですが、すぐにでも再受験したい気持ちでした。

なぜなら、不合格になったものの、その主な理由は「環境に不慣れで無駄に時間がかかった」と「意味不明な原因で一部の課題が解決できず、時間の殆どを費やした」という、スキルとは関係ないことだったからです。

二つ目の課題は気持ち悪いですけど、2回目でも同じ問題に遭遇したらスパッと見切りをつけて他の問題に取り掛かればよいと思ったのです。

最後の20分で全問題を読んだときに、技術的・設定的にわからない箇所は1つもなかったので。技術書籍・HOL・実機を使った勉強の効果が間違いなく感じられました。自分がやってきた勉強方法は正しかったと。

この時点で2回目は90%くらいの確率で合格できることを確信していました。

[vmware1]

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