AukeyのUSB ACアダプターPA-T15レビュー!

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AukeyのUSB充電可能なACアダプター「PA-T15」の試供品を頂いたのでレビューします。

結論から言うと、大きさもコンパクトで、急速充電も検証でき、コスパも高く、5ポートUSB対応ACアダプターとしては非の打ち所がない製品でした!

レビューまでの経緯

試供品を頂いてレビューする際には必ず当件を記載するようにしています。

 

この度、Aukey担当者様から当製品のレビュー依頼を頂きました。

以前にも何点かのガジェットのレビュー依頼を受けています。

レビュー依頼を受ける前に、私は以下の確認をレビュー依頼側に毎回行っており、了承を頂けた場合のみ試供品レビューを行っております。

当ブログでは、完全に中立の立場でレビューいたします。つまり、良い商品には「素晴らしい」と書きますが、悪い商品には「悪い」と書きます。問題ないでしょうか。

実は、この確認メールを行った後に音信不通になるメーカーさんも少なくありません。

今回、Aukey様からは上記について快諾頂きましたので、レビューをさせて頂く事にしました。

日常の生活でUSB充電用ACアダプターは必須になった

今の時代、USBインターフェースは非常に重要な役割を持っています。

スマホのみならず、Bluetoothキーボード、マウス、MacBookなどのPCさえも、USB経由での充電と給電が当たり前になってきました。

近いうちには、コンセントから直接USB給電が一般的になるのでは?と思えるくらいUSBインターフェースが広まりました。

この生活スタイルに必須なのが、USB充電用ACアダプターです。

上記のとおり、充電・給電するデバイスが増えてきたので、多数のポートを搭載しているACアダプターの受容が増えてきています。

USB充電用ACアダプターを選定する上で、特に重用視すべき要素は以下と考えています

  • 安定性(電力を扱うので、不安定だと危なっかしくて使えない)
  • ポート数(多い方が同時に充電できるデバイスが増えるので便利)
  • 同時出力電力(ポートが多くても、出力電力が少なければ意味ない)
  • コスト(安い方が良いにこした事ない。でも、安定性を犠牲にしちゃダメ)

これまで私は以下の製品に付いて同様のレビューをしてきました。

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当製品「PA-T15」について

この製品は、充電・給電用のUSBポートが5つ搭載されているUSB充電用ACアダプターです。

上記のリンクを見て頂けたら分るのですが、主な特徴は以下の通り。

  • 非常にコンパクトなのに、5ポート同時に充電・給電できる
  • 同時に55wの出力が可能
  • 上記の購入者のコメントを見る限り、非常に安定している
  • Quick Charge 3.0に対応しているポートがある
  • 値段も同等の製品と比較すると、それなりに安い

では、この製品が上記の「USB用ACアダプターを選定する時の優先要素」と照らし合わせて、検証していきたいと思います。

PA-T15の外観の紹介

でもその前に、まずは外観の紹介です。

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外箱の全面。商品の概要がプリントされています。一番下のオレンジ色のポートがQuickCharge3.0対応らしい。

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これが裏面。特にコメントなし。

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中を空けてみました。シンプルな梱包です。本体はビニールに包まれているので、発送時に傷はつかないでしょう。

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付属品は以下の通り。

  • 本体(PA-T15)
  • 電源ケーブル
  • USBケーブル
  • ケーブルを留める為のプラスチック(私は使わない)
  • 取扱説明書
  • 保証延長のシール

基本的に本体と電源ケーブルだけあれば問題なしです。

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ちょっとビックリしたのが、上記の保証延長カードです。カードに見えるのですが、実はこれ、鍵状のシールになっています。なんかガジェットっぽくて格好よくないですか!?

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裏には保証延長の手順が書いています。

なんと、24ヶ月(つまり2年)の延長サポートを受ける事が出来ます!

ACアダプター等の電気を直接扱う製品で2年保証があるのは大変ありがたいしポイント高いです。

本体の紹介、他製品との比較

次に、本体そのものの紹介です。

PA-T15本体

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上面には大きく「Aukey」のロゴがプリントされています。黒いボディで安っぽさはありません。

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裏面には細かい仕様が記載されています。QuickCharge3.0対応製品だったら、一番下のポートから最大3Aもの出力が可能になるんですね。

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充電・給電用ポートが搭載されている面です。一番下のオレンジがQuickCharge3.0対応。

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このインターフェースに、コンセントかに接続した電源ケーブルを挿入します。まぁ普通のUSB用電源アダプターですね。

他製品との比較

まずは、4ポート対応のRavPower「RP-UC07」との比較です。

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左がRavPowerの、右が今回のアダプターです。RavPowerの方がポート数が少ないにもかかわらず、大きいです。RP-UC07は去年買った物なので、比較するのがフェアじゃないかもしれませんが。

この時点でRP-UC07を購入するメリットはなくなりました。

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次にAnkerの10ポートUSB対応ACアダプターの「PowerPort10」との比較です。右がPowerPort10です。

さすがに10ポートUSB対応ACアダプターの方が大きいですね。

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ポートの面の写真を撮ってみました。こちらもPA-T15の方がコンパクトですね。

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3つのUSB対応ACアダプターを比較してみました。

電力チェック

最後に、USB対応ACアダプターの性能を比較する上で非常に重要な「電力出力チェック」を行います。

各ポートの電力チェク

QuickCharge3.0とか言われても、一般のユーザーには馴染みがなく、iPhoneなどの通常デバイスで充電できるか不安な人もいるかと思います。

正直、私もそうでした。

通常のUSB対応ACアダプターと同様に2Aでの急速充電が出来るのか?を実際に検証してみました。

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こんな感じで、本体にUSBワットチェッカーをかまします。そして、左のiPad Miniに充電を試みて、各ポートがどれだけ出力可能か計測します。

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まずは、一番上のポートです。緑色のやつです。

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結果が、これです。iPad Miniは既に半分以上の充電が完了していたので上記の値になりますが、しっかり2A程度の出力が確認できました

つまり、通常で言う「急速充電」は達成できる事が確認できました。

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2つ目のポートでも、ほぼ同様の値が出ています。何度も言いますが、Aの数字の差異はiPad Miniの充電状況によるものだと考えられます。このポートもしっかり急速充電ができています。

画像が冗長になるので割愛しますが、3つ目と4つ目のポートも同様の結果になりました。つまり1-4ポートは、普通のUSB対応ACアダプターの急速充電モードになるようです。

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次に、気になる一番下のポートです。オレンジ色の「QuickCharge3.0」対応ポートです。iPad MiniはQuickChargeに対応しているデバイスではありません。どうなるのでしょうか。

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結果は、1Aの充電となりました。今回の検証結果では、QuickCharge3.0非対応のデバイスの場合は、1Aでの通常充電速度になりました。

これは恐らく仕様通りなのでしょう。

本体としての電力チェック

最後に、本体が全体としてどれだけ電力を出力可能かを検証します。

公式情報としては、最大55.5Wとなっています。

ただ、残念ながら、私が持っているデバイスでQuickCharge3.0対応のデバイスがないので、ギリギリまで試してみようと思います。

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確認方法は写真の通り、コンセント対応のワットチェッカーをかまして、全体の出力を計測するものです。

接続したデバイスは以下の通り。(左から)

  • iPhone5c
  • iPhone6
  • Glaxy S6(Androidも充電できる確認)
  • iPad Mini3
  • New iPad

本当はiPad Proも試したかったのですが、現在出張先に置いてるので。。。。

全て同時に充電できたか?

上記5つのデバイス全てが同時に充電できる事を確認できました。普通の家庭だと5台同時に充電できたら十分でしょう。

出力ワットは?

こんな感じになりました。

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素晴らしい!これだとiPad Proなどの出力が多いデバイスでも、問題なく急速充電が出来そうです!

こんなにコンパクトなのに、機能は優秀です。驚きました。

結論、同時充電が5ポートで十分な方には非常にオススメ!

初回に紹介した「USB対応ACアダプタで重要な要素」と今一度照らし合わせてみましょう。

  • 安定性
  • ポート数(多い方が同時に充電できるデバイスが増えるので便利)
  • 同時出力電力(ポートが多くても、出力電力が少なければ意味ない)
  • コスト(安い方が良いにこした事ない。でも、安定性を犠牲にしちゃダメ)

安定性

私が検証した限り、また数日使ってみた限りでは、特に何ら問題はありませんでした。

また、この手の製品は発熱がひどいケースもあるのですが、この製品は同時に5ポーと充電しても極端に熱を持つ事はありませんでした。(ほんのり温かくはなります)

さらに、24ヶ月のサポートがあるのもポイント高いです。

ポート数

5ポート同時充電可能です。

この大きさで5ポート同時充電できるのは非常にありがたい。私はこれまでRavPowerの4ポートを出張用に利用していましたが、RavPowerのアダプタは引退になります。

同時出力電力

今回の検証で、同時に充電が可能であること、急速充電も問題なく行う事が出来ること、が確認できました。

出力電力も非常に安定していました。

コスト

価格は日を追う毎に常に変化するので、詳細は以下のリンクを見て頂いた方が良いため、記載は控えます。

ただ、5ポート同時充電対応のUSBアダプターとしては、非常にコスパが高い部類です。

まとめ。自宅でも出先でも汎用的に利用できるUSB対応ACアダプターです!

一般家庭だと5ポート同時充電できれば十分な家庭が殆どでしょう。製品としても非常に安定していますし、自信を持ってオススメできるアダプターであることを確認しました。

 

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