CCIE書籍レビュー:OSPF編

OSPF-Open-shortest-path-first

今日は私がCCIE勉強中に参考になった書籍を紹介します。OSPFは前回「CCIE書籍レビュー:マルチキャスト編」で紹介したマルチキャストと違い、殆どの方が既にCCNPの勉強でそれなりに理解されていると思います。

なので、OSPFの勉強は、私が提唱している「初めにINEのATCを極める」作戦で行きましょう。Brian(ATCのインストラクター&INEの創立者の一人らしい)は特にOSPFについて詳しいです。ATCの中でも非常に分かりやすく説明してくれるので、CCIE Blueprintの範囲の殆どの知識を得ることができるでしょう。

INEやATCについては、私の以下の記事を参考にしてください。

11ヶ月でCCIEラボに合格する為の効果的な勉強方法
2015/7/21追記:大幅に内容を修正・追記しました 今回は、いよいよ私の勉強方法について紹介したいと思います。 早めに勉強方...

でもやはり書籍で細かいところを補完したい事があります。また、INEのATCで理解したつもりの内容が、間違っていないかの確認もしたいことがあります。

この記事では、私が読んだ書籍の中で、OSPF絡みの有益な情報が非常に多かった書籍を紹介します。

スポンサーリンク
レクタングル大

絶対に買わないといけない書籍

OSPFに限らずですが、CCIEラボを受験するなら絶対に必要な書籍です。

書籍は動画と違って読破するのに時間がかかります。なので、沢山書籍を買う事が合格の近道ではありません。最もよくまとまっている書籍を効率よく利用するかが重要です。

その意味で、この本はMustです。持っていて当たり前です。

これとINEのATCをマスターすれば、とりあえずOSPFのBlueprint範囲の8割くらいは網羅できるでしょう。しかし、主に以下の理由で当書籍だけでは全範囲カバーには不十分です。

  • LSAのForwarding Addressがどのタイミングで付与されるかの記載がない
  • Sham-Linkの記載がない。(TTL Security Checkの説明の際にワードは出てくるけど、機能の説明がない。
  • みんな一度はハマる「何故LSA Type2が必要なの?」の説明が薄い

まぁこのレベルはネット等で検索したら出てくるので、致命的な問題ではありません。私が見た限りでは上記を抜いても、それ以外の箇所はかなり解りやすく説明してくれています。

特にPg502あたりの「Type3 LSA Loop Prevention Mechanism」は一読の価値ありです。なぜ場合によってはArea間でわざわざ遠いパスを利用してしまうかを、図を交えてわかりやすく説明しています。

なので、間違いなくお勧めの一冊です。てか、結局L2等他のテクノロジーの勉強の為に結局買うわけですから、勉強を始めた早い段階で購入しちゃいましょう。(確かKindle版がないことが悔やまれるところです。。)

Brianもお勧めしている以下の書籍も非常に有用です。

これはOSPFのRFCに携わった方が書いている本です。古い本ですがそもそもネットワークのプロトコルは昔から使われているものが多いので(その分実証されている訳です)、当書籍の内容も全然色あせてないです。

買わなくてよかった書籍

書籍ではなく電子ファイルですが、Gene氏の「究めるOSPF」は買う必要はありません。

「CCIE書籍レビュー:マルチキャスト編」でも紹介しましたが、私は「究めるIPマルチキャスト」の大ファンです。日本人のマルチキャストのバイブルだと思っています。その理由としては、説明が非常に分かりやすいことと、他にマルチキャスト関係で目立った解説本がないことが挙げられます。

しかし、OSPFはそもそもネットワーク業界では需要のあるテクノロジーであり、その為に他にも沢山OSPFの解説本が世の中に存在しています。

決して「究めるOSPF」が悪いと言っている訳ではなく、上記に紹介した2冊の方が網羅性が高くCCIEの範囲の勉強に有効(効率・情報の量含め総合的に)だと言いたいだけです。

また、最初に説明したとおり、CCIEの勉強まで到達しているという事はCCNPの過程で既にコンセプトは理解している訳で、マルチキャストの時のような教科書的な本は必須ではないと思います。

結論

まずは、Official Cert Guide Vol1のOSPFセクションを完全に理解しましょう。高いですけど、色んな本に手を出すよりこの本の内容を確実に学習する事が絶対に近道です。何度も言いますけど、CCIEを取得するのなら持っていて当たり前です。

あ、本的にはですよ?INEのATCは必ずやってくださいね。

勉強を再会する方へ
スポンサーリンク
レクタングル大
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code class="" title="" data-url=""> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong> <pre class="" title="" data-url=""> <span class="" title="" data-url="">