CCIEの勉強の検証環境構築1:自宅ラボは必要か?不要です

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これまで投稿したCCIEラボ検証環境構築関連の記事:

前回の「11ヶ月でCCIEラボに合格する為の学習方法概要」にて「動画学習」がCCIEの勉強において非常に効果的であることを説明したのですが、もちろん実機(IOS)を使用した検証も同じくらい重要です。私はCCIEの問題を読むと頭の中でコンフィグが組み立てられます。それは、毎日ひたすら実機検証をやったからです。自転車に乗るのと同じノリでIOSのコマンドを入力出来ます。

実機検証を行う方法として主に以下の3つのやり方があります。

  1. 自宅ラボ構築(ヤフオク等で機材を購入)
  2. INE等のレンタルラック
  3. GNS3等のエミュレータ

では、CCIEラボ対策として、自宅ラボは構築した方がいいのでしょうか?

これに対する私の回答は間違いなく

不要

です。もう少し正確に言うと「CCIE R&Sに短時間で合格する上で、自宅ラボ構築はデメリットしかない」です。

(CCIE R&Sトラック以外は有用なエミュレーターが存在しない場合があるので、必ずしも上記に当てはまらない場合があります。当投稿はCCIE R&Sに限った話と言う前提で読んでください。)

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自宅ラボ構築はデメリットしかない

上記だけだと乱暴すぎですし、既に自宅ラボを構築した方に対し誤解を生んでしまいそうなので・・・理由を説明させてください。

貴方の目標はCCIEに合格することですか?N/Wのインフラエキスパートになることですか?CCIEに合格することですよね?

上記の2つは必ずしもイコールとは限りません。

CCIEのBlueprintの試験範囲には「N/W機器の接続方法」は含まれていません。ラボでもケーブリングは題目に出されません。

CCIEラボに合格することが目標であれば、上記の様な作業に時間をかけるのは、無駄です。

CCIEは原則、公開されているBlueprintの内容以外は出てきません。自宅ラボ構築の為にH/W接続等の時間を費やすべきではなく、代わりにGNS3等のエミュレータでサクサクとIOSの検証をするべきなのです。

なので、自宅ラボ構築に費用を充てるよりも、エミュレータが高速に動作し、効率よく学習を行える環境を作ることが最重要課題です。本当に必要な勉強時間を増やすのです。

私はCCIEの勉強の為に当時最新のMac Book Airを購入しました。そして、GNS3上でINEのトポロジを構築し、ひたすら検証を行いました。別途時間があればコンフィグのロードの動画を紹介したいのですが、INEの10ルータの各シナリオのコンフィグをロードするのにどれだけかかると思いますか?

1分程度です。

それに比べて自宅ラボの実機のコンフィグのリロードだとどうでしょうか。物理機器のリロードだと最低でも3分はかかるでしょう。機器によっては5分程かかるかもしれません。

1回ならまだいいのですが、CCIEの検証作業は100を超えるシナリオを何度も繰り返し学習する訳です。一日でも10回以上は環境のリロードをするでしょう。そうすると

10×4分(エミュレータと実機の起動時間の差)=40分

一日40分もの勉強時間が無駄になる訳です。

さらに言うと、自宅ラボは外に持って行けません。ノートパソコンにエミュレータを入れておけば、外出中の空いた時間にカフェ等ですぐに学習を再会出来ます。

CCIEを目指すのならば、必要なのは、自宅ラボではなく、それなりに性能のある(SSD搭載した)ノートパソコンです。

自宅ラボの方が、シナリオ毎にケーブルを差し替えたり物理機器をリロードしている間に、エミュレータで学習している方はどんどん次へ進んでいます。

(もちろん、IOSイメージは正規の方法で取得してください!!)

結論

IOSの検証・操作学習は、性能のあるノートパソコンを購入し、エミュレータを入れて行うべきです。それ以外に効率的に学習する方法は、ありません。いかにストレスなく、効率的に、本来学習すべき範囲に集中出来るかが重要です。

勉強を再会する方へ
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コメント

  1. nao より:

    初めまして

    naoと言います。
    CCIEの勉強に本ブログを参考にさせていただいています。

    この記事では、実機は不要とおっしゃていますが、
    SWの検証・練習はどうされたのか伺ってもよろしいでしょうか。

    どうぞよろしく御願いいたします。

    • CCIE_TOZAI より:

      ブログを見てくれてありがとうございます。
      スイッチはGNS3では不十分です。
      なので、私はスイッチに限ってはINEのレンタルラックを借りました。
      でも、スイッチで学ぶテクノロジーは全体のBlueprintの少ない割合です。(ぱっと見はL3と同等のボリュームに見えますが、スイッチの方が明らかに少ない)
      以下の記事を参考にしてください。
      http://ccie-go.com/ccie-rack-rental/

      では、頑張ってくださいね!

  2. S より:

    いつも参考にさせていただいております。
    一つ気になった点がありましたので、教えて頂けると幸いです。

    GNSをおすすめされておりますが、INEのフルスケールラボでもGNSを使用されたのでしょうか?
    一部スイッチを使用されておりますが、そこはどのように学習されたのでしょうか?

    • CCIE_TOZAI より:

      連絡が遅くなりまして、申し訳ありません。

      スイッチはGNSで練習は困難なので、私はINEのレンタルラックを利用しました。
      ただ、記事に書いているとおり、実際のSWITCHタスクは全体のかなり小さい割合なので、
      それほど時間はかからないはずです。やはり一番時間がかかるのはIGP/BGPですね。

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