CCIE書籍レビュー:マルチキャスト編

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CCIEの勉強の中で苦労するテクノロジーベスト3に入るのがマルチキャストです。

だって普通は使わないじゃないですか、マルチキャストなんて。通常のL3ルーティングと違ってマルチキャストは特殊ですからね。私も業務でマルチキャストを主で行うことは非常にレアです。

にもかかわらず、CCIEではかなり細かい所までつっこんできます。Blueprintを見てください。ゾッとしますよね。

マルチキャストは詳細まで把握しようとすると、学ぶことが非常に多いです。その為、適切な学習方法で効率的に勉強していきましょう。

結論としては「究めるIPマルチキャスト」が非常にお勧めです!

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マルチキャスト初見の人が最初に読むべき書籍

間違いなくGene氏の「究めるIPマルチキャスト」、以上!

正直に言います。私はCCNP勉強中もマルチキャストはかなり適当に勉強していました。

なので、CCIE勉強開始時には「PIM Sparse ModeとDense Modeの違いって何?」「MulticastとUnicastの本質的な違いって何?」って感じでした。

「究めるIPマルチキャスト」はマルチキャストについて全く知らない人でもサクサクとマルチキャストの仕様を理解出来る作りになっています。(むしろ、初心者向けと言えます)

良い所

初めに「そもそもマルチキャストとは?」という概念的なところから始まります。ここ、かなりじっくり記述してくれています。その後、「IGMP」「PIM」というマルチキャストのコアとなるプロトコルの詳細な説明に続いて、Bidir PIM/SSM等の細かい設定の紹介があります。各プロトコルのパケットフォーマット・プロトコルの挙動についても細かく記載されています。

また、CCIE試験も踏まえた構成になっています。マルチキャスト関連のCisco IOSのコマンドも殆どが説明されています。

正直この一冊でCCIE Blueprintのマルチキャスト範囲のほとんどをカバー出来るでしょう。

あ、あと、日本語です(笑)。真面目に頑張ったら3日あれば読破出来るのでは。

悪い所

ただし、当書籍は誤記と見受けられる箇所が何点かあります。例えば、IGMPv1のパケットフォーマットで「メンバーシップレポート」の値が0x2と記載があるのに、図解している箇所では0x1になっていたりとか。当時気になったのでメールしてみたのですが回答は得られませんでした。

また、Tshootの目的としてはお勧めできません。マルチキャスト関連のよくやるトラブルシューティング等の記載はもう少しあったらなぁと感じました。(RPF failure絡みの記載があるくらいです)

他には?

他に私が購入した書籍でマルチキャスト絡みのモノは以下です。

オフィシャルガイドは他のテクノロジーも記載があるので、その視点では必須です。ただ、マルチキャストは?と言われると、やはり「究めるマルチキャスト」で良い気がします。

「Developping….」は正直期待はずれでした。評価は非常によいのですが、本質的には殆どオフィシャルガイドの内容と変わりません。まぁKindle版は安くなっていますし、余裕があれば買ってもいいかなって程度ですね。(ISPでマルチキャスト絡みのお仕事している方は買うべきかもですが、ここはCCIEのブログなので・・・)

結論

書籍としては、「究めるマルチキャスト」隅々まで読んだらとりあえず大丈夫です。その後、INEのATC等で知識を補ってWorkbookでひたすらマルチキャストライフを数週間過ごしてください。

マルチキャスト自体は、実は今後VXLANの仕様として活用の範囲が広がるんじゃないか?と個人的には思っている分野です。その辺はSDN/VCIX-NVの記事を書いて行く予定です!

勉強を再会する方へ
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